僕は、小さい頃から、不思議なものを見たり、感じる子供だった。

そうした中、成人してからは、あまり見ることもなくなってはいた。

35年前に3年ほど住んでいた東北のある地方でのこと。

 東野物語の里に「座敷わらし」が住む藁葺の屋敷があって、そこを

訪ねてみた。

そこの帰路、夜遅くなって、峠に差し掛かった時のこと

突然、ミラージュのエンジンが止まった。

 

 あれ?と思いつつ、5分ほどすると。

何事もなかったように

エンジンはかかった。

しかし、バックミラーに 目をやると

ちゃんちゃんこ姿の男の子が乗ってる。

 

でも不思議に恐怖はない。

 

しばらく走ると 後部座席には、何もなかった。

 

下宿につき、翌日 後輩や同級生が、ほぼ同時に「就職が内定した」

訪ねてきた。

みんなはとても不思議だと口口に話していた。

 

~それから、数十年を経て 5年前

一軒のうなぎ屋を訪ねた時、

 その時は、人形ケースが床の間にあるだけだった。

僕が一人で、注文したうなぎ丼を食べようとした時、

そのケース近くにあった紙風船が、風も無いのに

コロコロと近づいてきた。

 (あ!出た!)目が釘付けになって、中居さんに声を掛けた

「あの~。ここ何か出ます?」

すると 慌てて 中居さんは「女将さん~~~」と。早速、女将に聞くと

 

「やっぱり、出ますか?」

「ここ、男の子いるね」

 

以来、続々と見える人たちが、お供え物を持参するようになった。

その後、TV取材も多くなり、全国から続々と来られる

縁起の良い店となった。

 コロナ非常事態宣言中は、自粛されていましたが、

ようやく、多くの来店客が来られていました。

換気も十分にされています。

写真は、長焼き定食(並)。肝すい付き、マグロ刺身付きで2700円(税別)

カリッと美味でした。(2020-05現在)

 

抵抗力をつけるには、やはり うなぎですねえ

 

華紋 

 

ちなみに 座敷わらし 信じるか信じないかは 貴兄貴女次第です。