スタッフの英治です。

 

本日ご紹介するのは、「エジソン・アンベローラ 30 (EDISON AMBEROLA 30)」です。

 

 

1915年にアメリカで製造されたエジソンのシリンダー型蓄音機です。

レコードは、お馴染みの円盤ではなく、円筒型で表面がセルロイドの「ブルー・アンベロール・シリンダー」を使用します。

4分間再生可能です。

エジソンのアンベローラシリーズは10機種ありますが、この30型は最もコンパクトに出来ています。

また、針に関してもこのシリーズからダイヤモンド針が使用されました。

それまでは、サファイヤやガラスが使用されていたようです。

鳥の鳴き声のような高音も透き通るような音で表現され、音量もしっかり出ます。

エジソンのこだわり、執念が伝わってきます。

 

エジソンは、蓄音機を発明した後、いったんその開発を休止します。

電球やその他の開発に没頭していたようです。

その間に、電話機の発明で有名な「グラハム・ベル」が蓄音機の改良を進めました。

具体的には、レコード部分のスズ箔を円筒のロウ管に変え、サファイヤ針を用い、振動系のダイアフラムにはマイカ(雲母)を使用しました。

このレベルアップにショックを受けたエジソンは蓄音機の開発を再開したということです。