2023年02月27日（月）快晴

２月、最後の大力詣

　２０２３年２月晦日、この日もかねての約束通りH さんとの約束のあった里山詣で大力山に行きました。

　いつものように自宅から徒歩で登山口に向かいますが、今朝も気温がかなり下がりましたので、木々は霧氷がついて白くなっています。

　途中村の鎮守様の横を通ります。鎮守様の大ケヤキの木は樹齢４００年とも、６００年とも言われ、見事な大木となっていますが、最近では老朽化によって、樹木の枝に着いた雪が落下するなど危険な状況になったため、昨年道路側の枝が切り取られました。

それでもまだ残った枝には霧氷がついて青空を背景に輝いていました。

干溝諏訪神社の大ケヤキ

　登り口宝泉寺前からはいつもの如く、爽やかな里山歩きです。５合目辺りでは正面の太陽がまぶしく輝いています。

５合目先の斜面

７合目から９合目にかけての舟窪ではいつものように輝く太陽はまぶしく爽やかです。

舟窪の朝日

　９合目に出ますと斜面はだいぶ緩くなりますので東屋はもうすぐです。

９合目から東屋の斜面舟窪の朝日

　トウホクノウサギの足跡が見られます。数はずいぶんと少なくなってしまいましたが、キツネなどの天敵の多い中健気に生き延びているようです。ところでこのウサギの足跡は独特ですが、その理由は右の写真をご覧ください。前足が縦に揃っています。後足は横に揃っています。

トウホクノウサギの足跡と走る後ろ姿

東屋到着です、三山も今日は綺麗です

２月晦日は水曜日、平日ですが賑やかになる予感、どんどん登って来られる人たちがあります。しばしコーヒーを頂ながら皆さん方と山談議、そして下山です。

　下る途中でも沢山の方々とクロス、挨拶を交わしながら下りてきました。

知人のJさんは木鋤（コスキ※当地ではコシキと呼ぶ）でグリセード

　下山後天気も良くて暖かいので、家の前に椅子を出してひなたぼっこ。正面の山を眺めていました。大力山に向かう方々もたくさん見えます。鳴倉山から下ってくる方もありました。

９合目上の斜面の登山者

　こんな天気の良い日に汗を流すと自分がずいぶん健康になったような気になりますね。そしてこれからは季節の山野草や渓魚などの自然の恵みが食卓を賑わします。

　自然の恩恵を一番感じられる季節がもうすぐですね。

２月晦日、大力詣