6年ぶり位かな?
久しぶりにこの本を読んでみて


順を追って、考えてみた。

つくづく、めっちゃ好きなタイプの文章力。
ってことは、ある種の「憧れ」だよね。

では、なぜ憧れる?
もともと自分自身に備わっている自覚があるなら、わざわざ憧れたりしないよなあ。

思い返せば
自分が面白い文章を書こうとして書く時というのは、この人の文体を意識していたかもしれない。

ここで再び。

なぜ憧れる?

自分だけでなく、色々な人が感じるであろう色々な種類の「憧れ」たちの共通点ってなんだろう?

…はっ!!

「自分に欠けている」
「自分には向いていない」

そんな物事ほど憧れるんでないかい??

そっかー

そっかー

そっかー。。(涙)

妙に納得。
やっぱこのブックカバーチャレンジ やってよかった。
収穫だわ。

面白い文章を書いてやろうと思って文章を書く時、

わたしはいつのまにか
この人になろうとしていた。

他の人から見れば大げさに思うかもしれないけど

自分ではない誰かになろうとするって、こういう感じなのかもしれないと思った。

無自覚って本当にこわいわーーー

このシリーズを振り返り読み返してみると、
じっくり練る時間や気力がなかったんだけどそれが逆によかったかもというか。
この位、考えず練らず率直にイッキに書いたほうがいいな。と思った。
これからもこんな感じで書こうっと。

こちらは2014年に本屋で見かけて、タイトルに惹かれてジャケ買い。
著者は1973年生まれの未婚女性。
あまりの衝撃で腹よじれてちぎれそうなほど笑い転げ呼吸困難寸前だったわ。

だって目次に並んでる小見出しのひとつが
『メガバイト正教徒とキロバイト異教徒の絵文字十年戦争』とか。

中身を一部引用すると、例えば
小見出し『今月の牡牛座を穿った目で見るならば』の中から抜粋

たとえばパワースポットを巡ったあとに、なにか良いことが私の身に起こったとしたら。
私は自分の行動のモトを取りたくなるタチなので「パワースポットを巡ったおかげで運気急上昇」と興奮するでしょう。
もっともっと運気を上げたくなったらパワーストーンを買って、パワー方角に向かってパワー祈りをささげ、パワー未婚に磨きを磨きをかけかねない。
そして
「すべてのことは、大天使が私のために決めてくれたデスティニー……」
と、キラキラした目で語り出すに違いない。

引用終わり

こういうの好き。