対して、ハナ。
彼女は、兄と反対、「抑制タイプ」。
必ずといっていいほど場所見知りするし、
見知らぬ人も、新しい場所も最初は怖じ気づいてなかなか前に行きません。
かつ、「非抑制タイプ」のキョーレツな兄がいつも身近にいるので、
兄を慕い、尊敬しつつも、ちょっと彼に押されているところがあるのかも。
だいたいにおいて、いつも一歩引いて場を見て、「これはやって良い事なのかどうか」と、考えながら行動している印象があります。
兄と一緒になってふざけてしまって、
「コラーーッ」と怒られることはあっても、すぐに行動を抑制出来るし、すぐに行動修正はできる。
ま、逆を返すと、自分だけいい子になりたがる、「言いつけ魔」でもあるんですけどねーw
自分の要求への衝動は少なめで、ルールや、場の雰囲気に左右されやすいのかも。
ハナが何か工作をしても、タロウが「ボクならもっとすごい工作が出来る!」ってかぶせてくるので。
刺激になる反面、可哀想だなと思う所もあります。
そういえば、こんなエピソードがありました。
ハナが夜中、寝ぼけて泣き出したので、どうしたの!? と聞くと、彼女、泣きながら…
「にぃにが、にぃにが、むつかしい事言って、ハナちゃんにはわかんないでしょって言ったーー」
って
ハナの、潜在的な気持ちが垣間みれたというかー。
がんばれっていうかー。
可哀想っていうかー。
たくましく生きろっていうかー(笑)
。。。
そんなハナ。
少し被害者意識がつよいというか、プライドの裏返しなのかもしれませんが、
言葉尻をすぐに捉えちゃうのね。
「どーせ、にぃにのはすごくってハナちゃんのはすごくないんでしょ」
これも良く言うセリフ。
その都度、
「そんな事無いわよ!! ハナちゃんのも素敵よーー!」
って褒め称えるのですが、なかなか根本的な自信には結びつかないようで…
たとえば、ハナの前で、お友達を褒めたりしても、すぐに拗ねちゃうの。
「○○ちゃんは、××出来て、すごいね!」
というと、ハナが泣き出してしまったことがあった…
どうしたの!? と聞くと、
「ハナちゃんは、すごくないんでしょ」
って。
私としては、ハナのことを貶した言葉はひと言も発していないのですが、
「○○ちゃんは、すごい(それに対してハナちゃんはすごくないね…)」と、
言われたような気がしてしまうらしい。裏の意味を勘ぐってしまうらしいです。
ここ、ほっとくと、すごく良くないような気がするんで。
今は、一にも二にも、自分への自信を付けてもらいたい。
そして、拗ねる気持ちを少しでも減らしてほしい。
それが、母の願いです。
自分への自信を深めることが出来れば、他者への寛容さにも結びつく。
そうすれば、お友達を賞賛するシーンに出会ったとしても、「自分は褒められない」と拗ねることなく、他者を素直に讃えることが出来るのではないかなって。
親として、基本的には、比べない。優劣を付けないことをモットーにしたいし、
「みんなちがってみんないい」のスタンスをとってはおりますが、
たまーーーにね。ちょこっとだけタロウのいないときに
「ハナちゃんのほうが、お兄ちゃんよりスゴイかもね!」(ヒソヒソ)
なんて、囁くヒミツの言葉もありです(笑)
(これ、禁じ手かなって思うので、あまり使わない奥の手ですがー。
あまりにも、ハナが凹んでるっぽくて、褒めの要素が出たときに言ったりします。たまーにね)
何かとんでもなく悪い事をしたり、マナー違反をしたときにはもちろん怒りますが、
それはたいてい、タロウとハナ二人でちょーしにのってふざけすぎているときが大概。
何か悪いことや約束違反をしたときは、ハナの場合は「気がつかなかった」ということがほとんどなので、
「怒る」というよりは「諭す」に近いアクションをとることが多いかも、です。
そんな訳で、ハナ(現5歳)の励ましのレシピ↓
褒め6:自信注入3:諭し1
まずはここから。
「楽しい!」「出来る!」という気持ちを、大事に育ててあげたいなと思っています。
。。。
そうそう、家では兄の後をついていってばかりのハナですが、
幼稚園では、「遊びの提案」をしたり、「アイデアたっぷりの工作」を率先してやることも多いんですって。
そういうときには、ハナがお友達のリードをとることもあるようで、、、
「適わない」「あこがれの」年上の存在もいいけれど、
やっぱり、同世代のお友達と、おもいっきり遊べる環境で、育てていただいているなぁ、
ありがたいなぁとおもったりします。
。。。
彼女の所行で笑ったりする事は
こちらは微笑ましく言っていても
「バカにされた」と感じちゃうようです。
なので気をつかいますわー。(^^;
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