「励ましのレシピ」を考えてみよう(ハナ5歳の場合) | お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

イラストレーター古田真理子の、子どもと格闘する家庭学習の記録。またはお仕事の記録。

。。。。


対して、ハナ。
彼女は、兄と反対、「抑制タイプ」。

必ずといっていいほど場所見知りするし、
見知らぬ人も、新しい場所も最初は怖じ気づいてなかなか前に行きません。


かつ、「非抑制タイプ」のキョーレツな兄がいつも身近にいるので、
兄を慕い、尊敬しつつも、ちょっと彼に押されているところがあるのかも。

だいたいにおいて、いつも一歩引いて場を見て、「これはやって良い事なのかどうか」と、考えながら行動している印象があります。

兄と一緒になってふざけてしまって、
「コラーーッ」と怒られることはあっても、すぐに行動を抑制出来るし、すぐに行動修正はできる。

ま、逆を返すと、自分だけいい子になりたがる、「言いつけ魔」でもあるんですけどねーw

自分の要求への衝動は少なめで、ルールや、場の雰囲気に左右されやすいのかも。



ハナが何か工作をしても、タロウが「ボクならもっとすごい工作が出来る!」ってかぶせてくるので。
刺激になる反面、可哀想だなと思う所もあります。




そういえば、こんなエピソードがありました。
ハナが夜中、寝ぼけて泣き出したので、どうしたの!? と聞くと、彼女、泣きながら…

「にぃにが、にぃにが、むつかしい事言って、ハナちゃんにはわかんないでしょって言ったーー」


ってあせる


ハナの、潜在的な気持ちが垣間みれたというかー。

がんばれっていうかー。

可哀想っていうかー。

たくましく生きろっていうかー(笑)




。。。



そんなハナ。

少し被害者意識がつよいというか、プライドの裏返しなのかもしれませんが、
言葉尻をすぐに捉えちゃうのね。

「どーせ、にぃにのはすごくってハナちゃんのはすごくないんでしょ」

これも良く言うセリフ。


その都度、

「そんな事無いわよ!! ハナちゃんのも素敵よーー!」

って褒め称えるのですが、なかなか根本的な自信には結びつかないようで…





たとえば、ハナの前で、お友達を褒めたりしても、すぐに拗ねちゃうの。

「○○ちゃんは、××出来て、すごいね!」

というと、ハナが泣き出してしまったことがあった…


どうしたの!? と聞くと、

「ハナちゃんは、すごくないんでしょ」

って。


私としては、ハナのことを貶した言葉はひと言も発していないのですが、

「○○ちゃんは、すごい(それに対してハナちゃんはすごくないね…)」と、

言われたような気がしてしまうらしい。裏の意味を勘ぐってしまうらしいです。






ここ、ほっとくと、すごく良くないような気がするんで。

今は、一にも二にも、自分への自信を付けてもらいたい。

そして、拗ねる気持ちを少しでも減らしてほしい。

それが、母の願いです。




自分への自信を深めることが出来れば、他者への寛容さにも結びつく。
そうすれば、お友達を賞賛するシーンに出会ったとしても、「自分は褒められない」と拗ねることなく、他者を素直に讃えることが出来るのではないかなって。

親として、基本的には、比べない。優劣を付けないことをモットーにしたいし、

「みんなちがってみんないい」のスタンスをとってはおりますが、


たまーーーにね。ちょこっとだけタロウのいないときに

「ハナちゃんのほうが、お兄ちゃんよりスゴイかもね!」
(ヒソヒソ)

なんて、囁くヒミツの言葉もありです(笑)

(これ、禁じ手かなって思うので、あまり使わない奥の手ですがー。
あまりにも、ハナが凹んでるっぽくて、褒めの要素が出たときに言ったりします。たまーにね)



何かとんでもなく悪い事をしたり、マナー違反をしたときにはもちろん怒りますが、
それはたいてい、タロウとハナ二人でちょーしにのってふざけすぎているときが大概。

何か悪いことや約束違反をしたときは、ハナの場合は「気がつかなかった」ということがほとんどなので、
「怒る」というよりは「諭す」に近いアクションをとることが多いかも、です。




そんな訳で、ハナ(現歳)の励ましのレシピ↓


褒め:自信注入諭し1


まずはここから。
「楽しい!」「出来る!」という気持ちを、大事に育ててあげたいなと思っています。





。。。

そうそう、家では兄の後をついていってばかりのハナですが、
幼稚園では、「遊びの提案」をしたり、「アイデアたっぷりの工作」を率先してやることも多いんですって。

そういうときには、ハナがお友達のリードをとることもあるようで、、、

「適わない」「あこがれの」年上の存在もいいけれど、
やっぱり、同世代のお友達と、おもいっきり遊べる環境で、育てていただいているなぁ、
ありがたいなぁとおもったりします。


。。。
ハナに対しては、微妙な空気も察するので
彼女の所行で
笑ったりする事は
こちらは微笑ましく言っていても
「バカにされた」と感じちゃうようです。
なので気をつかいますわー。(^^;
 
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