ウイルスの魅力を彼に伝えよう作戦 | お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

イラストレーター古田真理子の、子どもと格闘する家庭学習の記録。またはお仕事の記録。

この記事は前の記事 の続きです

さて、すっかりウイルスに萌え萌えになった私。
これは、ぜひともこの面白さを子供とも共有したい。

てことで、機会をみつけてタロウにもこの魅力を、伝えてみることにしました。
(ハナにはまだちょっと難しいし、兄が夢中になる事は何でもマネするので、とりあえずはタロウ攻略が先!)


ウイルスってなんだろう (岩波ジュニア新書)/岡田 吉美
¥819
Amazon.co.jp


まずは、ダイニングテーブルの上の、タロウの席の前の目立つところに、私が読んでいたこの本を置いておきました。

そして

お母さん、火って何から出来ているの?
「なにこれ? ウイルス…?」

と、タロウが食いついて来たときを狙って、

お母さん、火って何から出来ているの?
「そうそう、これこれ!今これ、お母さんが読んでる本ね。
 面白いんだよー。ウイルスのお話!」

と、ここぞとばかりに話しまくりましたw





「ほら、みて…!この写真。
 ウイルスはね、バイキンの一つでもあるわけだけど。目に見えないくらいの小ささなんだよ」
お母さん、火って何から出来ているの?



「小さすぎるから、目には見えないんだけど、顕微鏡で撮った写真はあるの!これはそんなウイルスの写真だよ」
お母さん、火って何から出来ているの?



「みてっ、この形。スゴイと思わない!?」
お母さん、火って何から出来ているの?




…しかし、私の情熱プレゼンとはウラハラに、

お母さん、火って何から出来ているの?
「ふーん…」

と、彼の反応はびみょーあせる






むむ。やはりちょっと、難しいかしら。

やはりもうちょっと、こう、「ピタッ」と、彼のアンテナにハマるような、面白く魅力的なプレゼンテーションをしないと、なかなか、入って来てはくれないようです。

どうすれば、この魅力を伝えることができるかしら。
どんな言葉で表現すれば、彼の心をつかめるのかしら。

…と、数日考えながら過ごしていましたが。
あるときフトひらめきまして。





お母さん、火って何から出来ているの?
「ねぇ、知ってる? 実はね、

 ウイルスって生きている分子とも言われているんだよ!」


と話しかけてみました。
(生きている分子、という言葉は、前述の本の中でも使われている表現です)





すると…





お母さん、火って何から出来ているの?


反応した(笑)


目が、一瞬できらーん☆と輝いたので。
あっこれで食いついたなーと。思った瞬間でしたよ。




「分子博士」を自称するタロウには、殺し文句となったらしいです(笑)>「生きている分子」





お母さん、火って何から出来ているの?
「そうっ。生きている分子。
 ウイルスは、生物…私たちみたいな生き物と、石とか机とかの生きていない物質の間にある、不思議なモノなんだよ。
 分子の並びは石とかの「モノ」みたいで、固めると砂粒みたいなんだけど、ある条件になると、いきなり生きている生物みたいに動き始めるんだよね。
 動き出すと、スゴイよ!コワイよー! ミクロの軍隊みたいよ。
 
 人間は地球上で一番強い動物だけど、もしかしたら人間の最大の敵は、ウイルスかもしれないよね」



なんて、熱く話すうちに…
内容をちゃんと理解できてるかどうかは定かではありませんが、とにもかくにもこの話題が気になって来た模様。
私の話す話を、熱心に聞くようになってきました。にひひ




やはりこう、「一言で子供の心を動かす言葉」というのは、ありますね。


彼の場合は、「生きている分子」が、その言葉でしたが。
そういう言葉を、情報提供側が模索して、ポーンと子供に投げる事って、大事だなぁと!!





さてもう一つここから、一歩踏み出すための良いコンテンツ、よいアイテムは無いかなーと。
色々物色しはじめました。


まだまだ続く。

ウイルスたちのスゴイ生態

。。。
うだうだと、長い言葉で説明していても、子供は聞く事に飽きてしまってダメです。
やはりこう一言でその魅力を伝えることのできるキャッチフレーズってが、ものをいいます。
子供の反応を見ながら、そういうキャッチーな言葉を投げていく。
親のプレゼン能力も鍛えられるわー(笑)
お母さん、火って何から出来ているの?
クリックしてくださいませ。

携帯の方は こちら  をクリック!