95歳の母親がいて
少しぼけてきていて
足下もおぼつかなくて
って状態
急速に進んできているようで
今年の頭までは普通の年取った人 だったのに
最近は昨日のことなど思い出さない
脳トレとかで新聞に出ている数独とか普通に解いていたのに
最近は解けない
根気もなく
いつも眠そうで
居眠りをよくするようになった
今年の夏は特にひどくて
7月の頭、日曜日には朝起きられなくなってしまい意識ももうろうとしているので
病院に連絡とってすぐに見てもらい入院
3日間点滴して検査して原因はわからない
おそらく脱水だろうとのこと
入院した日のことは全く記憶がないらしい
8月半ば 日曜日
椅子に座ってうたた寝していたらしい
二時間ぐらいだそうだ
私が気がついたときには右手の肘と手首が変な向きに曲がって顔の前で動かない
左手は頭の横で手のひらを開いてけいれんしている
意識はもうろうとしている
これは脳ではないかと疑ってしまい
先の病院に運び込んだが
MRIなどの設備がないので
大きな脳神経外科のある病院に行った方がいいと連絡と紹介状を書いてもらった
そこでMRIをはじめとする種々の検査をした
結果 脳には全く異常は見られない
椅子の手すりに手の神経が圧迫されて麻痺してしまったのではないかとの診断
処方箋書いてもらって帰宅
翌日 もう一度来院することとの指示だったので休暇とって行く
大分手が動いてきていて
ああ 手の神経だったんだねと確定
さらに一日おいて再診 超音波で足の血栓を見てもらうもあまり問題なく経過観察
ところが 初日に病院を転々としたこと 覚えていないんだ
9月 日曜日朝 胸が痛い みぞおちの少し上でだんだんと上に上がってきている もう20分くらい
私は狭心症をやっていてその症状に似ているので迷いなく救急車要請
なかなか見てくれる病院がなく
千代田区のM病院の搬送されたのは1時間くらいたっていた
点滴 血液検査 CTなどやって 異常ない
即退院
昨日の早朝2時半頃 ドタッと音がしたので寝室を覗くと
ベッドの下で横向きに倒れている
トイレに行こうとして転んだらしい
手が痛い おでこが痛い・・・
見た目たいしたことがなく本人も大丈夫そうなので
トイレ行かせて着替えさせて
再度寝かせた
朝 夕べはお騒がせして・・・なんていってくるから大丈夫そうだなと・・・
お彼岸なので墓参に行った
帰路 食事でたまにはってえことでうなぎ屋を探して入る
大変にいいうなぎ屋で おいしい
が 誤嚥が起きる 胸に詰まって入っていかない
テーブルの上に残したまんまトイレ行って吐いている
結局2回吐いて 持ち帰りにしてもらった
駐車場で まだ吐く
よく見ると ご飯がそのままの形状ではかれている
かんでいない
そういえば時々胸に詰まるって時は蕎麦や寿司
基本的にあまりかまない食事の時だ
母親は食べ方が早く大口でかっ込むようにして食べることもある
なにかで読んだが あまりかまないで食べると 唾液と混ざり合わないで固まって落ちていかない バラバラで落ちていってそれが詰まるんだそうで
まさにその通りと思った
帰宅して話をしていたら
朝の転倒騒動は覚えていないんだそうだ
朝食時に話をしたことも覚えていないんだそうだ
右膝が青たんで腫れて(朝は大丈夫だったが)
手指が痛くっておでこの端っこがすりむいたようになっているのが何でかもわからないんだそうだ
帰路の帰路の車の中で カレーがぼけにいい 香辛料がいい って言っていたので
今晩の食事はカレーライスにしたんだが ふと カレーも噛まないよなって思って
帰宅途中でヒレカツを買ってきた
カツカレーでカツがあれば噛まざるを得ないとかんがえたからで
その通り よくかんで食べるよ誤嚥もなく誤嚥もなく大丈夫だった
この辺の話をしていたら こっちはどうしてもきつい口調になってしまうのだが
母親が すっと どうせあまり長くいないんだから とつぶやいた
それ聞いて
思いっきり腹が立って・・・でも
何か言ったらけんかになってしまうと思って
だまって風呂に入ったが
風呂の中でどうしていいのか これからどうすればいいのか ほっっておくか ・・・
なんて考えてしまった
毎日の介護をしている人たち
せざるを得ない人たち
生業としている人たち
頭が下がります
一日のうち朝と夜しか相手しない私でさえ
こんなに悩んでしまうので
頭が下がります
気持ちはクラクラ揺れて
ジレンマ ジレンマ ジュリアーノジェンマ
です