小説(4)「人との巡り合わせ」
多機能 EMS トレーニングパッド RunwayCharm オリジナルステッカー付 [腹筋 器...9,800円Amazon 具合が悪い。飲み過ぎたせいか頭が痛い。そりゃそうだ。朝まで飲み、休まず仕事に出るんだから。通勤ラッシュの電車の中、必死に吊り革を握り耐える僕。「辛い、休みたい。このまま休んでどこかふけてしまおうか」そんな風に考えてしまった僕は携帯を見て勤務先の番号を押す手前までいった。これを押してしまえば休める、そう思った僕はもう押す寸前だった。だが、押さなかった。頭に未来(みく)の事がよぎった。こんなんで休むなんて終わってるなと自分の辛い気持ちを押し殺し、何とか電車から出た。 駅の改札を抜け、よく行くコンビニに走って水を購入し一気飲みした。少し頭が冴えた。「はあはあ、はあはあ、はあはあ、はあはあ」「あ~しんどい。また今日も同じ事の繰り返しか。何か良いことないかな~」僕はつい口にしてしまった。その時、彼女の事がまた頭に思い浮かび、「今夜、食事にでも誘ってみようかな。あっ、でも寝てない状態で彼女辛いだろうから後日誘ってみるか」と、ちょっとした楽しみを考えつつ会社まで歩いた。「おはようございま~す」いつも通りの挨拶を交わし、準備していると彼女からのLINEが来た。「蒼(そう)太(た)~眠いよ。仕事辛い(涙)」すぐ返信した。「僕もだよ。仕事終わったら早めに休んで。それと、今日から少しずつ変わってみてもいいと思うよ。変化あれば虐めてる側が何か感じて変わるかもしれないし」「うん…」彼女は何か言いたそうだったが、返信が無かったので、そのまま準備を終え作業に向かった。仕事は相変わらず毎日同じ事の繰り返し。日に日にストレスが溜まっていく。なんで、僕はこの仕事をしているのだろう。当初は働ける事の喜びを日々感じながら過ごしていたのに今の僕は何一つやりがいを感じられない。辛い…逃げ出したい…また、そんなマイナスな気持ちが滲み出てきたのだ。 昼休憩に入って携帯を見てみたところ彼女からLINEが入っていた。「今日さ仕事終わったら会えるかな?お互い寝てないし、辛いと思うけど…。嫌な事あって蒼(そう)太(た)に会いたくなっちゃった。もちろん、蒼(そう)太(た)の都合でいいし難しいならまた今度でいいからね。無理してほしくないし…。良かったらでいいから!返事待ってるね!」続く…。