いつもながら夜中と云わず救急車や消防車が走るサイレンが聞こえる
風呂から上がってのんびりしていると
ピーポー・ピーポー・ウーウーウーとサイレンが鳴ってグングン近くに
聞こえたと思ったら近所で止まったサイレン~
どこだろうとベランダから覗いたらまさかのビルの下に消防車ならぬ工作車が
二台と救急車が止まってた。
救急車からは担架を持った署員が玄関から入り
梯子を持った消防署員は二階のベランダにはしごをで登って来た
他の隊員は其の上の階のベランダで工具を持ち思案顔だ~
その時、一人の隊員がベランダから身を乗り出した…
そう~ここはマンション
隣との境には40センチを越える壁がありそう簡単には隣の部屋へは行けない
ようになっている
だが、その署員
境にある壁を両手で挟んで移動しているではないか~
手を離せば下にある植木にドッサーンだが、それこそ
「スパイダーマン」
あれよ~あれよ~という間に隣の部屋へ飛び込んでいった
もちろん、命綱無しである
消防署の若者が筋肉もりもりなのが分かった~
(と云う事は泥棒も隣の部屋へ移動出来るってことだね)![]()
![]()
![]()
消防署へ電話をかけたのはこの部屋の婆ちゃん
一人暮らしである
それも車椅子に乗った体の悪い婆ちゃん
メニエール病だったか
隊員が玄関扉の鍵を開けて欲しいと声をかけたが
婆ちゃん…「私が動けないから鍵が開けられないよ~」
部屋にある薬を飲めば体は動くと云うのにその薬までが遠い
ここには緊急連絡先として40台になる娘さんがいるが
連絡が取れない
民生委員さんも捕まらない…
緊急で飛んでくる予定のセコムもなかなか到着しない
しびれを切らした隊員
「これからベランダにある大きな窓ガラスを割って部屋に入ります~」
隊長が許可を出したら工具でパリン~
鍵の横を割ったらしい・・・
たぬきがちょっと一言隊長に行ってみた
「ベランダのガラスは高いので廊下側の小窓を割ったらどうよ~」![]()
![]()
部屋に中では婆ちゃんがもがいている様子が分かるので早く行動したいと云う
ので決行~
部屋でもがいている婆ちゃんと一番お付き合いがあるのがたぬきのカミさんと
云うので我部屋の前で情報を入れようとしたが、緊急電話を教えるくらいの
仲でも無いし…
こうなると困ったものである。
次回の理事会はこの話題で問題になるであろう
他にも一人暮らしの老人それも80歳代の老人が住む家が4軒あり
週に1~2回訪ねて来ているようだが、連絡先は分かりません~
老人が市内に住むには、駅は近い。スーパーも近い。病院も近い。
救急車は飛んでくる。
実に住みやすい街中なのだが、鍵一個で隔離されてしまうのが難点ですかね~