6月の第一日曜日は名古屋市東区で行われる祭りがあった
前日からウキウキしていたかみさんは
山車が登場する時間が近ずくと
そわそわしてジーとしていられないのか
一時間も前から会場である
徳川園へ向かった。
太鼓の音が聞こえる
笛も鳴っている~
遠くては見られないからと
近くへ寄った
山車の上では
からくり人形が踊っている
ここの祭りは大人の祭りで
男どもが徳川園の中で山車を方向転換する時の
勇ましさを見せる。
かみさんが云うには
当日、山車を担いで方向転換した父親は
担いだ肩が痛くて会社を休んだ思い出があると
懐かしんでいました…
良い時代だったのでしょう~
小学校の低学年の時に
父親を亡くしたかみさんの数少ない思いでですわな~
その思い出があるのに
付き合わなくては
後々恐ろしい事になりますがな…
山車もその上で踊る人形達も
昔そのままで
「懐かしい~」 との事でした。
祭りの日は
父親の友人、近所のおじさんおばさんが
集まって酒盛りをしたらしい
盛り上がった頃に
母親は
「夜も更けて来たのでこれでお開きにしよう~」と提案
それで納得するような昔のおじさん達ではありません
「まだ早いからもっと呑みたいやな~!」
「子供たちの教育上良くないのでやめですよ~」
それもまだ9時の事。
親父たちはあきらめて隣の家で
酒盛りを再び始めましたとさ~
次から次へと遠い昔の事が出て来ます~
(近所はかみさんが育った場所でした)