私立中学を受験する為に息子を連れてやって来た
隣に住んでたお医者さんの奥さん 
受験をする学校がすぐ近くなので新居が見たいと訪れた
男坊主ばかりの4人兄弟がいて
長男は学校でにらまれて工業高校へ進んだ
二男も今年は高校受験だと思ったからそ~と訊ねた…
医者の奥さん …「あの子はね~夏から鬱(ウツ)になって≪おれはこんな事して
生きていても良いのだろうか≫なんて事を云いだしたの~」
ただ今青春真ただ中なんだけど
どうにもこうにももどかしい…
だから~
勉強の事は一時中止して、塾の特別進学コースから外れ
普通の公立高校に向けて進む事にしたと。
一緒について来たのは三男坊
我が家で生後10か月から3歳まで育てた息子のような存在
精神的にも安定して、ピリピリした所が無い
医者の奥さん…「ここで育ててもらったからこの子が一番出来が良いのよ~」 


一人だけでも家の跡を継ぎ医者になってもらいたいと願っている
でも~
先はまだ永い
どの子がなるのか将来は分からないけど
今は三男に期待して、有名私立中学に送りだすようだ
外から見ても分からない家庭事情
インフルエンザで患者も多いので
病院も順調
まさか~
子育てでこれほど悩んでいるとは思ってもみなかったね~
若奥さんそれでもちゃっかり
冷蔵庫から煮豚を見つけて
「夕食のチャーハンに入れるからこれ~ちょ~だい!」 

と、いそいそと帰って行った…
