「助けて下さい~!」


我が町の町内会長(自冶会長)さんが難しい顔をして玄関のベルを押してやって来た
今年度中に来年の町内会長候補を指名するよう区長から通達があったと云うが、
それらしき候補者のお宅を回っても良い返事を貰えなかったと。
困った時は顧問へ聞け~!
てな訳で…
おっさんのところへやって来たのです
この町内会長さん
町内でも影の薄い人
それまでの町内行事に参加した事も無かった
おっさんと同じようにここで生まれここで育った人だけど
すべてが奥さん任せで済ませて来た
だが
40世帯の町内で会長が出来るの人数は6~7名のおじさん達
(たまにはおばさんも入るが…)
会長と会計を持ち回りですればおのずと回って来るのは早い~
そこでおっさん登場~
1時間前に断られたと云う候補者宅へ会長さんを引き連れて
玄関で
「ピン~ポ~ン!」
出て来た候補者のおじさんに
「町内をみて下さい~、次回会長をやれるのはあなたしかいない~!。
是非ともお願いします~」


半分脅し!半分お願いして
候補者のおじさんは納得…
「”たぬきさん”に頼まれては断れんね~」 

なんの事は無い
あっさりと引き受けたではないか…
町内会長・・・「俺には断っておいて、どうしてかな~?・・・!さすがは”たぬきさん”!」
次年度の町内会長も決まって安心したのか
すっかり顔が緩くなって帰って行った会長でした