今回はmacOS11(Big Sur)以降でIntelバイナリのみに対応しているアプリケーション類が動作・起動しなくなる問題についての対処法をご紹介いたします
【現象】
アプリケーションが動作・起動できなくなる。
【原因】
この問題はアプリケーションの各メーカー側でApple Silicon Macのバイナリに対応させていれば問題ありませんが、Intel CPU(バイナリ)でMacを作ってきた経緯もあるので結構Intelバイナリのみに対応させているアプリケーションが多いようです。
その結果、Intelバイナリのみにしか対応していないとmacOS11以降ではアプリケーション動作・起動しない場合があるようです
【対処】
パターン①
・アプリケーション実行・インストール時に以下の表示が出るのであれば [インストール] でOK
・これにより"Rosetta2"がインストールされて動作可能になります
パターン②
・アプリケーション実行前に [Rosettaを使用して開く] を有効にできる項目があればパターン①の画面を開けます。
パターン③
・①、②の表示や項目が無ければ手動で"Rosetta2"をインストールする事も可能です。
・コマンドラインから"softwareupdate --install-rosetta"を実行すればインストールできます。
・ちなみに、"softwareupdate" のみ入力すると以下のように見る事も可能です。
以上、皆様のご参考になれば幸いです
※以前の記事で"Rosetta"について少し触れてますが参考までに載せておきますね