8月27日ソワレ、ユジュンサンさんとパクウンテさんのフランケンシュタイン大千穐楽! | S美先輩の観劇・エンタメブログ

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映画やドラマ好きに始まり、韓国ミュージカル沼、さらに日本の舞台にもはまってしまった私。日々思いついたことを綴っていきます!

8/27,いよいよフランケンシュタインの大千穐楽。その前に人気仁寺洞の

ARTIST BAKERYへ行ってみた。すでに行列だったけれど、テイクアウトは待ち時間なしでした♪

日本人も多し。

 

銀座じゃ塩パンは130円くらいだけれど、ここんちの塩パンたちは500円以上!!たかっ!でも

お友達へのお土産に四個、自分用に三個かったら、5000円弱でした(笑)。恐るべし韓国の洋物物価!

 

当日のマチネは、観たい作品が全くなかったので、午後はホテルの斜め向かいにあるカフェで、久しぶりにパクウンソクペンのお友達のKちゃんと待ち合わせ、2時間ほどお話を楽しみました~。買ってくれていたドラキュラのOSTも受け取り、ありがたい限り。このカフェ、奥にお庭があってかなり広く、とっても素敵なカフェでした♪

さすがは梨泰院、おしゃれなお店がたくさんありますね~。夜は歓楽街だからうるさいけど、昼間は

落ち着いてます。

 

コーヒーもおいしかったし、スイーツもいろいろあり。朝ご飯ついてないホテルだから、またいってみよう!

 

1時間前に余裕をもって到着したのはブルースクエア!

今期初のこのベテランペアで。1時間前でもキャストボードはまたまた長蛇の列。

 

思えば、今期6月に最初にウンテさんのアンリを見て、あまりにも素晴らしくて、速攻

マッコンのエアを押さえたあたし。きっと日曜日が千穐楽だから、月曜朝戻りで仕事におくれると

会社にも速攻申請したのでした(笑)。

8月あたまは、どうしてもシンソンロクさんとウンテさんペアがみたくて飛んだし、見事キャスケが

はまり、マッコンのために8月2回目のソウルへ。

今期、ジュンサンさんウンテさんペアを見られていなかったから、千秋楽がこのペアだったのも至福。

 

 

 

コロナ前、チュンムでフランケンマッコンを見て以来のユジュンサンさん。あの時も、

全力投球の姿に感動したけれど、今回のビクターもすごい。ソンロクビクターとは真逆で、

ある意味異質で時々いっちゃってる感もあるジュンサンビクター。今期のメンバーの中では1番年上だけれど1番少年のような子供っぽさ満載で、初めてアンリにあった時の無邪気さもダントツ。そこから

狂気に堕ち壊れていくさまがまたすごい。衝撃的な事件が起こった時の、ジュンサンビクターの声なき

慟哭・・・。こちらも息も止まる。「後悔」の歌いだしはもはやセリフ。歌えないほどの憔悴ぶりで、ここからどうやってキー合わせるの?なくらいでした。あまりの惨状に、今すぐ死んでしまうのではないのかこのビクターは?と思うほどに。自分をコントロールできないビクターだから、ラストの場面も、結果はわかっているのに目が離せない。

 

そしてこのために来たパクウンテさんのアンリと怪物。コロナ前とは別次元の進化、あまりも素晴らしくて、ウンテさんが次のフランケンにでないなら、作品自体もうみないと誓えるほどの唯一無二の

アンリ&ケムル。出てきた瞬間からアンリそのもの。その目の表情が語る想いの深さたるや。

ビクターからチングといわれた瞬間のあの表情。孤独で優しい孤高の天才外科医から、どんどん

可愛い男に。そこから異形の怪物への変貌。カトリーヌとの絡みではかわいいところもある怪物。

それが「私は怪物」で見せた姿はすごかった。痛みから混乱、そしてアンリの記憶がよみがえり、

アンリそのものになった瞬間に、アンリのこえでビクターの名前を呼ぶ姿。驚愕から絶望、そして

憎しみと怒りへ。あの短い時間、沈黙の間に、こんなにも変貌をするウンテケムルに、こちらも

息が止まり、女優泣きで嗚咽を押さえるのに必死。

ラストの場面もさらに進化。明らかにアンリを自分の中に抱えることになってしまった怪物。

神への冒涜ともいえる声明の創造を夢に見、実現をしたビクターと自分を、世界から消すことが

自分の使命となってしまった怪物の姿がそこにあって、もう号泣。ビクターへの復讐は、自分への断罪でもあり、それを果たしたのはもはや怪物ではなくアンリ。しかも愛すら感じる復讐にさらに泣ける。

ウンテさんがインタビューで語っておらっしゃったように、怪物とビクターの共存の道はなかったのか?

と思われた気持ちもよくわかる。ビクターがあんなにも自己中でなければ、時間をかけて人間になれさせていけば共存できたかも・・。

 

割れんばかりの大拍手で、大千穐楽は終了。舞台挨拶もゆっくりと時間をとって行われました。特に

シンジェヒさんが、シングルキャストのアンサンブルの方々を、役がわかるように一人一人説明しながら

紹介なさったのもとても良かった!

カテコは二人の満面の笑顔。最後の最後まで緞帳の前まで出てきて、客席に手を振りながらの

ラストでした。

175分の作品なのに、カテコが終わったら4時間以上。

それでも終わるのが本当に惜しい、大満足な大千穐楽でした!

今度また日本でもまたフランケンシュタインをやりますが、再演こそは素敵に演じてほしいな。

そしてかなうならば、韓国人キャストのフランケンを日本でやってほしいと心から思いました。

ウンテさん、再演も絶対出てね♪

 

 

(お写真は公式インスタからお借りしました)

 

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(お写真は公式インスタからお借りしました)

 

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