3月3日竹財輝之助さんの映画ポルノグラファー プレイバック観てきました! | S美先輩の観劇・エンタメブログ

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映画やドラマ好きに始まり、韓国ミュージカル沼、さらに日本の舞台にもはまってしまった私。日々思いついたことを綴っていきます!

3月3日の夜、レディスデーで割引だったところをねらい、映画のポルノグラファー観てきました!
最近好みの俳優さんの一人となった竹財輝之助さん。きっかけは、深夜枠のドラマ、年の差婚をたまたま見て、そのノーブルなイケメンぶりに目が釘付けになり、さらに同時期にドラマのポルノグラファーも深夜にやっていて、こちらの官能小説家にもどハマりしてしまったところから。
 
 
日本の映画代金は高いから、1200円で観られるのはありがたいよねぇ^ ^。ちょうど17:55からという仕事時間じゃない回があったのもラッキー。
久しぶりの新宿ピカデリー、水曜日のこの時間はガラガラ…終わったらお店みんな休みだもん(涙)。今はしょうがないね。お客様もものすごい少なかった。
 
とりあえず買い込んであったロゼのスパークリングをこっそりともちこみ!うふ。一応ひな祭りだからロゼにしてみた^ ^。
 
今深夜放送中なのはポルノグラファーのインディゴの気分。いわゆるBL色の強いコミックをドラマ化した作品。三人の男達を中心に、さまざまな心模様が描かれていきます。
 
こちらが竹財輝之助さん演じる官能小説家木島理央。学生時代には才能を発揮し、純文学で売れたこともあるものの、その後売れず、酒に溺れて生活にすら困窮。たまたま大学の恩師の葬式で再会した同級生城戸が、出版社に勤務していたことから、木島の才能が勿体無いとポルノ小説を書くことを勧め、お話はスタート。こーゆー、インテリで繊細で面倒な美しい男にものすごい弱いのだ、あたし(笑)。白シャツもとてもお似合いで、サンダルまではいてるから、愛していると言ってくれ、の時の豊川悦司様を思い出したわw。
この出版社勤務の城戸も好き!見た目ワイルドで男らしいのに、とっても優しくて、ダメダメわがままな木島が何をしても絶対に見捨てない。こーゆー水物っぽいイケヒゲにも弱いのだ^ ^。
 
こちらは、偶然の事故により、官能小説家木島の小説を口述筆記することになった大学生の久住春彦くん。色々あって、映画では、木島と遠距離恋愛に。このこ、本当にピュアで真っ直ぐで、とっても良い子。後ろ暗い人生を生きる木島には眩しすぎる存在。
この二人の痴話喧嘩を描いた映画なのですが、とにかく木島がめんどくさくて美しい。あたしBLものを選んで見るタイプではないのですが(でもいやでもなし)、本当に美しく描かれた映画でした。
私が最初に就職した旅行会社は、ベンチャーみたいな小さな会社で、良くも悪くも性差別も国籍差別もなし。性的嗜好についても差別はなく、カミングアウトしている同僚も多数。取引先の航空会社にもたくさんいらっしゃる。もちろんLGBTなんて単語が出るずーっと昔だけど、おかげで私自身にもそんな偏見は全くなく、わりと近いところに美しい男たちがいたのでけっこうよくあるお話、的でした(笑)。恋愛のもつれとなれば、男も女もどちらでもないかたがたも、みな同じ。あたしも人に言えたもんじゃありません(笑)。
社会に適合が難しく、才能があり、美しく、そして弱い男。対して眩しいほどに純粋で真っ当で自分に愛情をぶつけてくる、将来のある若い男。木島は、久住の真っ直ぐで自分とは真逆な性格を恐れ、傷つくのも傷つけることにも耐えられず、何度も逃げてしまう。受け止めることが怖すぎて、下の名前すら呼べないシーンには胸が痛く、後ろから抱きしめてあげたいような気持ちにもなりました。恋愛の揉め事って、はたからみれば、なんだそれって思うこともありますが、その中にはさまざまな心模様が埋もれているんですよね。とくに社会的な障害が大きいカップルならなおさら。木島先生のあのねっとりとした独特の話し方がカンにさわるときもあれば、とんでもなくセクシーに響くときもあり、いつも本音をひとにはみせない、ある種歪んだ性格の男。
家族にすら距離を置き、うまくやれない男。そんな男が久住には最終的には心を開いて心の中の思いを
吐露していく。こんな面倒くさいキャラクターを竹財さんはとても魅力的に演じていらっしゃり、まさに
はまり役!
この映画を見る前には、「神様のカルテ」や「その女ジルバにも出ていらっしゃり、あたしの中では最近
竹財輝之助祭りとなっています^^。
この独特な枯れた感のある俳優さん、これからどんな役で新しい姿を見せてくださるのか、本当に楽しみです。
ちょっと目の焦点が合っていない表情もたまにあり、その異質な感じも私好みで魅力的。まずはこの映画の続き的なお話がFODで配信になるそう。きっとあたしまた契約しちゃうんだろう
な(笑)。
このロックダウンの時代に推しが増えてありがたいことでございます!
この映画も3週間限定公開!女子の皆様、ぜひご覧くださいませ^^。
(やばい、コミックも買いそうだw)