我が子、連れて行かれる | ブルカルボニックのブログ

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出産後すぐ、吸引をやってくれた先生から、「吸引をかなり強くやったから、カップをつけた頭に傷がついてて血が出てる。大丈夫だと思うけどちょっと小児科の先生に診てもらうから」というような説明がありました。


私はもう憔悴しきっていて、そうですか、ハイ。くらいの返事をして特に気に留めず。傷くらいすぐ治るやろ、くらい。


午後に入院部屋に入って横になっていたら、小児科の先生らしい人が2人入ってきて、頭の傷について説明がありました。


“脳と皮膚の間に血が溜まっていて、それが広がると黄疸に繋がるから、そうならないように様子を見る為GCUで預かりたい。特に治療することがあるわけではなく、血が自然吸収されたらいいけど、心配な中で母子同室するよりは4、5日の目安で入院の方が安心だと思う”


というような内容でした。


え…。ただの傷ではなかったようです。


まさか入院になるなんて!

戸惑いましたが、もちろん預けて見てもらってた方が安心だし、そうすることにしました。


GCUではパパママ以外は面会NGとのことで、家族にも会わせられないと思うと寂しいなぁと思いました。


しばらくして、看護師さんが部屋に我が子を一度連れて来られ、「今からGCUに移動するのでその前に一目と思って」と会わせてくれましたにっこり


はぁーん可愛いスター今から行くんだね、頑張ってね、会いに行くからね、少しの間話しかけたり写真撮ったりして、別れを惜しみました。




この僅かな時間、もっと写真&動画を撮っとけば良かったと後からとても後悔しました。


その30分〜1時間後に母と叔母がお見舞いに来てくれてましたが事情を言って、子供が入院になり会えないことを伝えていると、看護師さんが来られて、GCUで同意書の記入が必要だから来てほしいと言われました。


じゃあ行ってたくさん写真を撮って来るよ!と移動しようとしたら、

「それがスマホは禁止なんです。電磁波の出るものが駄目で、デジカメや一眼レフなどは大丈夫なんですが…」とのこと。


ウソでしょーーーーガーン


生まれたばかりの我が子の写真が撮れない。

これはなかなかショックです。デジカメなんて持ってないし。


うなだれながら車椅子に乗ってGCUに向かいましたが、口に管を通されて、手に点滴を刺されて動かないように固定されていて、何か機械と繋がれていて、とっても痛々しい姿に見えました。


管や点滴が抜けるまで抱っこも出来ないとのこと。頑張って産んだのに抱っこも出来ないなんて。


逆子が治らずあのまま帝王切開で生まれていれば、こんな入院せずに済んだし、私もあんなに何日間も苦しまずに済んだのに…そんなタラレバな気持ちが溢れてしまいました。


こんな日に限って夫は仕事で特別に重い事案と被り、夜まで連絡がつかず。入院の事も伝えられず、それもなかなかツラかったです。


1日で色んなことがあった日でした。