不妊治療を乗り越えて① | ブルカルボニックのブログ

ブルカルボニックのブログ

ブログの説明を入力します。

あと一週間、年明けたら安定期に入ります。


人の妊娠期間はあっという間に感じるけど、当人にとってはやっとここまで来たという感じ!まだまだどうなるかなんて分からないけど、安定期はやはりひとつの目安ですよね。


1年前の今頃、不妊治療がうまくいかず、気持ちはほんとにどん底でした。


ちょっとその時の暗いエピソードです。



初めての体外受精〜移植は、私にとってかなりしんどい経験でした。


毎日決められた時間にお腹に自分で注射を打つこと、卵の成長を見る為こまめに病院に通うこと、それに伴う通院費、注射、薬代が高額なこと。


注射を間違えてしまって焦ったり、戸惑いの中で頑張ったのに、凍結できた受精卵はたったの2個でショックでした。


そして移植後、結果はいともあっさり陰性だったこと。


ここまですればうまくいくって思ってた。


病院の待合室でこっそり泣いた。


苛立ちはだんだん夫に向けられました。

注射を打つのも通院するのも全部私。

治療計画書には「男性不妊」にチェックを付けられてる。なのに何であんたは何も努力しないの!?爆発して洗濯物を投げつけた事もありました。


そんな「陰性」判定された日、たまたま義弟から夫への電話があり、ビデオ通話で義弟の1歳の子供を見せられたんだけど、私はさすがにうまく対応出来なくて避けてしまい、相手にも伝わり気まずい感じになりましたえーん


義弟は何も知らないので何も悪くないのですが、タイミングが悪すぎました。


ちなみに、普段から子供見せるこの電話が多くて、我が家が不妊治療してることは知ってるはずなのに、正直私はちょっとイラついていました。


自分の甥っ子や友達の子供は可愛いけど、夫の甥っ子って、私にとっては他人の子ですからね…(電話に私を巻き込む夫が悪いのだけど)


後日、夫から義弟に理由と共に謝ってもらいましたが、やっぱ気まずいし、完全に「不妊様」認定されただろうなと思いました。


義弟は何でも親に話しちゃうおしゃべり君なので、きっと義両親にも話されてるだろうな…。


モヤモヤしました。


それが年末の話し。

そんな気持ちのまま正月を迎える。


元旦は義実家に行く日。

集まるのは義両親と義弟家族、私達夫婦。

正直気が重かったです。


実家に向かうと、孫一色。

県外在住の為、年末から泊まってる義弟家族。


1歳の初孫に義父も義母もメロメロで付きっきり。会話は全て愛らしい赤ちゃんのこと。もちろん夫も甥っ子にメロメロ。


義実家に年賀状送ったけど一言も何もないし、

年末に送った前撮りのミニアルバムについても何もなし。ずーっと孫!!


可愛い赤ちゃんが主役になるのは当然のことだとは思いますけど、朝から夜まで一緒にいて、私が義両親と会話したのなんて二言くらい。私、来た意味…?夫はそんなこと気付いてない。


なんかね、ものすごく惨めでした。

子供がいないって、こんなに惨めなのか。会話も振られんものなのか。透明人間な気分でした。不妊治療中の身にはこたえましたね。


→続く。