月刊ふるさとネットワーク12月号掲載

もうすぐ59歳。最近歩いてます。
天気がいいと体がソワソワします。
そうだ!一人で行ける霧ヶ峰へ行こう。

はじめに霧ヶ峰自然保護センターで2時間程の歩けるコースを
紹介してもらいました。
「今日は天気が良いから富士山が見える車山肩コースか、
草紅葉の始まった七島八島がおすすめですよ」。 
私は富士山を選んだ。草原の中の歩道を歩くと実に気持ちがいい。
翌日は霧ヶ峰ICから七島八島まで4時間程歩いた。
湿原の周りはどこも絵になりそうな風景。
頂いたマップの全コースを歩いてみたくなった。
尾根を歩く眺望の良さ、草原、花、紅葉、川、湿原…
どうやら霧ヶ峰マジックにかかってしまったようだ。


9月27日11時52分、御嶽山の噴火の時に
私は霧ヶ峰の車山レーダー付近で富士山を見ていた。
御嶽山方向は見ていない。携帯電話の字幕ニュースもまだ流れてない。
山頂はお昼のお弁当を食べている人が多かった。
きっと御嶽山も同じような景色だったろうか。 
自然は素晴らしさと脅威の両方の顔を合わせ持つ。
自分の身は自分で守らなくては。
「熊出没注意」の看板を見た時は、
何か音の出るものをと棒を叩きながら歩いた。
不安もあるけど60歳を目前に、一人歩きを始めました。
(長野県茅野市/M・U)

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