映画レビュー 〜 「白夜行」★堀北真希 | ふるふワールド

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昭和55年、質屋の店主が殺されるという事件が起きるが、結局被疑者死亡のまま解決。だが、当時の担当刑事笹垣(船越英一郎)は、何か腑に落ちないものを感じていた。
数年後、事件の殺人犯と目されていたがガス中毒死した女の娘雪穂(堀北真希)は美しく成長し、一方質屋店主の息子亮司(高良健吾)も事件後は家を出ており……。






「半分の月がのぼる空」「洋菓子店コアンドル」の監督ですね、またしても。
2時間半の大作ではありましたが、残り1時間を残して見るのやめました
途中でみるのをやめた映画は久々です。
今後この深川栄洋監督は自分のブラックリストに入れて(そういうものはないけどw)見ないようにしたいです。「神様のカルテ」は良かったけどたまたま原作がよかったんだろうと、、。

いくら役者が頑張っても脚本や映画監督が悪いとダメな好例です。
調べたら10本以上の映画撮ってますが、それでこの出来ではこの監督は見込みないな。
熊澤監督か行定監督あたりがやるべきでした。

多分、原作はいいと思うし、綾瀬はるかが主演のドラマの方、1回もみてないけどドラマの方を見てみようと思います(結果、ドラマもビミョー)
原作はすごくいいのに映画化したらこうもダメになるのかと感じた「青の炎」と同じパターンなのかな?

バカバカしくて内容に触れる気すら起きませんが、あえて一つだけ上げるとすると、
唐沢雪穂(堀北真希)を中心にした話の流れ、桐原亮司(高良健吾)の~、そして事件を追いかける刑事・笹垣(船越英一郎)の~、この3つの結び方が全然ダメです。
監督を含め3人の脚本家で書いたみたいですが、原作の読み込みが足らない消化不良の脚本だからこんな出来損ないになるんだと思いますよ。
真剣にこの映画に取り組んだ役者、スタッフが気の毒です。

「映画の7割は脚本で決まる」

山田洋次監督の言葉ですがほんとそう思う。
もしこの映画、見てない人がいるなら2時間半も無駄にすることはないので、他のことに有意義に時間を使ってください、と言いたいです。
22点。



※なんかいつの間にか下書き保存でまだアップしていない記事が15本ほどたまってしまったので、更新ペースが速くなってます。またそのうち遅くなるから大丈夫w