母がたの祖母が亡くなりました。
享年83歳でした。
仕事が終わってオカンから電話が来ました。
オカンからは滅多に電話なんか来ません。
しかも仕事が終わった時間を見計らって来た電話。
嫌な予感しかしませんでした。
母がたの祖母には、孫の中で1番可愛がって貰いました。
本人も「アンタが一番可愛か」と言っていました。
オレもバアちゃんが好きで、山口から佐賀に帰る時は、バアちゃんに会えるのが楽しみでした。（自分は、幼稚園から高校卒業まで山口で育ちました）
そんなバアちゃんが亡くなったとの一報。
オカンも泣きながら電話してきました。
様々な思いが頭を巡って、遺体の搬送先（通夜会場）に行かずにはいられませんでした。
通夜会場で合流したオカンから話を聞くと、去年の2月からすい臓がんを患っていたそうです。
年齢的にも手術はできないという事で、抗がん剤での治療だったそうです。
「おそらく数ヶ月で」と言われていたそうです。
それでもそこから1年5ヶ月も頑張ったんだそうです。
すい臓がんは苦しがることもあるようですが、特に痛がる様子もなく、最期は安らかに眠って行ったそうです。
線香をあげて顔を見ました。
太っていたバアちゃんがすごく痩せてて、白髪だらけで別人みたいでした。
「ホントにあのいつも元気なバアちゃんなのかな？」と思うくらいに。
考えたらそんな状況だとも聞かされてなくて、いつから会ってないのかすら思い出せませんでした。
「同じ佐賀に住んでるのに、なんでたまには会いに行かなかったんだろうな。せめてお別れになる前に顔を見せてあげたかった」とも思いました。
でもバアちゃんが亡くなるなんて頭が、自分にはありませんでした。
いつも元気で明るいバアちゃんだったから。
日付が変わって今日がお通夜で、明日が告別式です。
最期くらいシッカリとバアちゃんの近くにいようと思います。