
いやぁ、良かった。
最高のキャスティングです、ほんとに。
松田龍平に宮崎あおいにオダギリジョーに小林薫て。
どんなけほりこむねん、っていうぐらいわたくし好みの俳優さんたちがずらり。
主演の松田龍平は『まほろ駅前多田便利軒』『探偵はBARにいる』のときのつかみどころのない役柄とは一転、
クソ真面目で不器用で頼りない感じの役を絶妙にこなしてました。
演技の幅が広くて、それでいてどれもこれもに松田龍平ならではの味がある。
さすがだよなぁ。
そして宮崎あおい、やっぱり可愛い。安定感のある可愛さ。
凛として、自分を持っている女性像に憧れるんだけど、
宮崎あおいはそういう女性を演じるのがすごく上手いと思う。
可愛さだけじゃない魅力。うん。
でね。
なんでこうしてわざわざブログに書いてるかっていうと
「恋」という言葉の解釈について自分だったらどう説明・表現するだろうって考えてみたかったから。
『舟を編む』は辞書づくりに情熱をもやす、ある出版社の辞書編集部の物語。
作中で登場人物たちが、一つ一つの言葉をどうやって説明するか、
どんな言葉を使って表現すればわかりやすく伝わるかを一生懸命考えるんです。
たとえば「右」っていう言葉をどうやって説明する?とか。
ことばで定義づけるのって結構難しいですよね。
じゃあ「恋」って言葉、皆さんならどう説明しますか?
作中では主人公がそれを考えることになるのだけど、これがなかなか難しい。
自分の子どもに「恋ってなーに?」って聞かれたら、
「あと10年経ったらわかるよ」的なことを言っておけばいいんだろうけど
辞書に載せる説明文(語釈)となると、そんな適当なことは書けません。
これは結構アタマを悩ますなと。
きっと人それぞれ、「恋」の語釈は変わってくると思うんですよ。
実際、広辞苑も大辞林も大辞泉も、みんなその解釈はばらばら。
辞書編集部員の数だけ、いろんな語釈が生まれるって思うと
自分だったらどう語釈つけるかなーって思ったんですよね。
これを読んだそこの貴方、一度「恋」の定義について考えてみてはいかが?
---------------------------------
恋【こい】
誰かを好きになること。ただ単に好意を持つだけでなく、切なくて胸が苦しくなる状態を指す。他のことが手につかなくなることが多い。ときめくこと。どきどきすること。「愛」の一歩手前。他の誰かにとられたくないと思う気持ち。甘酸っぱくもあり、時に苦くもある。
例)「またゼロから恋はじめるのは大変だよね」「あー恋してぇー」「恋をして~(who baby)仕事して~(who baby)歴史刻んだ地球」
---------------------------------
自分なりの語釈を見つけられた人は
飲みにいったときにでも、こそっと教えてください。
たぶんそれでお互い三杯はいけるんじゃないかな。笑
皆様、どうかすてきなGWを。