不器用な主人公Ⅲ〜イエスマンの場合(前編) | ほぼテンダネスのブログ

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ほぼテンが好きな 「不器用な男性が主人公の映画」、3作品目は『イエスマン』です。
こちらの主人公の名前も『シェフ』と同じくカールです。
ジム・キャリーが演じています。
ほぼテンは、このジム・キャリーのアメリカ漫画にそのまま出てきそうな胡散臭い笑顔がちょっと苦手です。
『マスク』は面白かったし、演技も素晴らしいと思いますけれど・・・(´∇`)


銀行マンのカールは、いつもネガティブで消極的。頼まれ事をされてもすぐにNOと返事してしまう。
冴えないカールを友達が ある会合に連れ出す。
全てをポジティブに捉えようというセミナー。
(新興宗教😅?)
セミナーの代表者は声を高らかに「YES!何百万回もイエスと言おう。全ての事にYESと言おう!」と指導する。
大勢の人が集まって「イエス!イエス!」と声を揃える。
質疑の時、友達が代表の気をひいたばっかりにカールは目をつけられ、マイクを鼻先に付けられるハメに。

「私の教えを信じられるか?」と聞かれて即「NO」と言うと「NOマン!NOマン!」と会場中のブーイング。
これからは選択を迫られる度イエスと言うんだと誓わされたカール。
帰り道から早速半信半疑で「イエス」を始めた。
最初は浮浪者にお金をあげたり携帯をあげたり、馬鹿をみたと思っていたが、悪いことばかりではなかった。
浮浪者を公園まで送った帰り、山の上でガス欠。車のガソリンを 遠く離れたガソリンスタンドまで取りに行くという不運に見舞われたが、その辛さを忘れる程可愛い女の子にガソリンスタンドで出会う。
その女の子アリソンは、カールをスクーターに乗せて山の上の車まで送ってあげる。
なんだか面白い男性のカールが気になり、アリソンはノリでカールにキスをする。
カールは有頂天。次の日も「イエス」を実行する。
嫌な上司の頼みを引き受ける。
商売を始めるお客に会社に黙って融資する。
勿論、世の中はそう甘くない。酒場ではボコボコに殴られもうこりごりだと思う。
ところが、またまた考えを変える出来事が・・・
結局、カールは完全に「イエス」の虜になる。
何でもかんでも「イエス」。

アリソンが恋人になり楽しい毎日。
以前のカールでは想像できないほど、多趣味で人付き合いの良い人間になった。
勿論自分の楽しみで色んな事をやっているのですが、その事で人を楽しませたり人助けをしたりするのがカールの良いところ。
どんどん前向きになり、ちょっとした事なら乗り越えて行く。
特に 自殺しようとする男性を(一所懸命習った)ギターで変な歌を作って慰め、高所から助けた時はこの場面でギターを使うのか〜と笑えました。

ある日、カールと行き当たりばったりの旅行をしていたアリソン「あなたを愛しちゃったみたい」
カール「ほんと?」
アリソン「前から好きだったけど、今、愛に変わった。・・・あなたは?」
カール「もちろん。信じられないくらい愛している。ばかなくらい」
アリソン「考えたの。どうかしてるかもと思ったけど、帰ったら一緒に暮らさない?」
突然の事で、上手く返事が出来ないカール。
「そんな事考えてたの?いいよ」
アリソン「今、躊躇したわね・・・。いいの、急すぎたわね」
カール「いや、重大なステップだから」
アリソン「バカよね。忘れて」
カール「そんな事ない。もう1回聞いて」
アリソンが言おうと口を開けると同時に
「イエス!」カールが言う。
「迷わなかっただろ?早すぎたぐらいだ」
アリソンはカールの胸に飛び込んだ。
カールは優しく彼女を抱きしめながら、ちょっと心配そうな顔をしていた。

                                                   後編に続く

今日も読んでくださいまして、本当にありがとうございます♪
「イエス!」と書いていると、ほぼテンが以前ネタバレした『運勢ロマンス』とサンシャイン池崎を思い出してしまいます(苦笑)