冬の東北湯巡り二日目。
一度はこの時期の豪雪と知られる肘折温泉に行ってみたくてやって来たのですが・・・・
雪が全然ねえ・・・なんだこりゃ。
もうガックシ。
でも地元の人は雪が無い方がいいんだけどね。
除雪費用に年間何十億とかかかり財政を圧迫するのですよ、雪国は・・
今晩のお宿は肘折温泉の木村屋旅館。
リピーターの多い人気の温泉通の宿でなかなか予約取るのも難しい宿らしいです。
今回半年前に予約してようやく泊まれる事ができました。
玄関から入るとこじんまりした民宿のロビーです。
縁起物の猫だらけ 
とても感じのいい女将さんと旦那さんに迎えられて部屋に案内されます。
部屋は２階に広い部屋で当初は６畳間の予定だったがキャンセルが出たのでこちらの広い部屋に泊まる事に。
ありがたい事です。
ココは押入れの中に冷蔵庫が隠れてます 
部屋に荷物をまとめ早速宿のお風呂へ！
２階の大浴場へ、こちらの流しの奥にあります。
綺麗な脱衣所です。
宿の規模からしたら結構デカい大浴場でびっくりでした。
新鮮な源泉掛け流しの肘折の湯っこ。
それはもう気持ちよく身体にジンジンと染みる湯でございました。
ここの湯は身体の痛む箇所にも効く湯で効能は間違い無いです。
私、座骨神経痛持ちですが肘折の湯に入るとしばらく痛みが消えるのです。
一階にも貸切湯と普通の浴槽がありこちらはかなり熱い湯で熱い湯が好きな人には堪らんです。
湯上りに肘折の商店のこちらの「カネヤマ」さんでツマミと酒を調達するのが何時ものパターンになりました。
種類豊富で便利です。
肘折温泉ではドカ雪キャンペーンなるものがあり積雪量で宿が割引になるそうです。
割引はともかく一度大雪の肘折温泉を堪能したかった・・・。
夕食は部屋食になります。
料理はグレードアップしましたがそんなお高い料金ではなく美味しそうな料理の数々。
地酒を飲みながら天婦羅や山菜をつまむ。
うんまい。
そして山形といえば芋煮！好きなんですよ～山形の芋煮！
酒にも御飯にも相性ぴったり。
もちろん山形のお米はめちゃ美味しくて食べ過ぎて困りますな。
みそ汁と梅干だけで一合は食えそう・・・
朝食も部屋食になります。
とても美味しそうな朝食です。
筋子が付くのも実にポイントが高い！
そして冷えてはいたがこのぷりぷりの塩鮭が実に旨かった。
肘折の朝御飯はどこの宿も絶品ですねえ。
今まで肘折料理でどこの宿も外れは無いですよ。
朝風呂が実に気持ち良かった。
料金もお安くここは実に気に入りました。
女将さんと旦那さんのお人柄も良くアットホームな優しい感じと極上の湯、そして素朴だが旨い飯。
しかも湯治コースプランだとお得なプランもありお安くなるようです。
リピーターが多い宿というのもうなずけます。
私もこのお宿のファンになりました 