春爛漫 ソメイヨシノ や 八重桜 の時季が過ぎると

新緑の季節を迎え 色鮮やかな 花菖蒲 や かきつばたの

美しい姿が目を引きます。

 

いずれ菖蒲か杜若(かきつばた) 

どちらもすぐれていて 選ぶのに迷う という意味に使われますね、特に女性に。

 

いけばなの世界でも かきつばたと花菖蒲は よく引き合いに出されます。

かきつばたは 女性的で 優しさと優美さ

葉をいける

花菖蒲は 男性的で 力強さと華麗さ

花をいける

と言われます。

 

ふろしきに描かれた かきつばた と 花菖蒲 を見てみましょう。

 

     

 

名物画ふろしき

尾形 光琳 かきつばた  正絹 68cm

 

毎年 この時期には 港区青山の根津美術館で

国宝 尾形光琳の燕子花図屏風が公開されます。

今年は 4月13日~5月12日まで 

特別展 尾形光琳の燕子花図 寿ぎの江戸絵画 として 出品されます。

一年に一度 国宝を目にしたら 美術館裏手の庭園に咲く かきつばたも 是非どうぞ。

 

ポリエステル 100%  70cm

 

インテリアには 蒔絵クロスのかきつばたを是非どうぞ。

 

 

綿 100%  118cm

 

黒地に 咲き誇るかきつばたと八橋が描かれ

尾形光琳の八橋図屏風を彷彿とさせます。

外国の方へのお土産としても ご好評をいただいています。

 

小倉遊亀 花菖蒲  正絹 75cm

 

かきつばた とは異なり お花がゴージャスですね。

 

薫風爽やかな季節にふさわしい ふろしきで季節をお楽しみください。