児童精神科の再診に行ってきました
平日の午前中だったので、きのこくんは通常通り幼稚園へ行ってもらいました
子どもはいた方がいいか、いなくてもいいか、病院に電話して確認したところ「どちらでもいいですよ」と言われたんですが、子どもも一緒に受診が原則だったようです
先生にも「次は連れて来てね」と言われてしまいました
それならそれでお休みしたんだけどな…
先生とは挨拶程度で、後は別室でスタッフさんと遊んで待ちます
その時に簡単に行動観察しているのかもしれません
予診メールに沿って話を進めていきます
①精神障害者手帳3級を取得した
先生も前例がなかったのか
「へ〜5歳でも手帳出るんだね。診断書の書き方次第なのかなぁ」
と言われました
②幼稚園での様子
『順調です』とメールを送った後に強めの癇癪を起こしてしまった
ワークの時間、先生に間違いを指摘されたことがきっかけだった
家ではゲームに負けた時にも怒ることがある
単純に急に声をかけられてビックリした可能性がある
急に褒められて怒り出す子もいる
またワークの時間までに何らかのストレスが溜まっており、先生の指摘をきっかけに爆発した可能性もある
もう少し詳しい状況がわからないと何とも言えない
そもそも『間違える』『負ける』を想定していない(=見通しを持っていない)
極端な例だと受験で第一志望に落ちると思っていなかったりする
ゲームで負けた場合は「もう一度やる?」と提案するのもいいし、『負けたシール』を渡して10枚貯まったら何かと交換にしてもいい
『負けた』ままで何もないと癇癪を起こしやすくなるので次の選択肢を用意しておく
受験の場合は『第一志望に落ちる第二志望に行く』のようなフローチャートを作るといい
口頭での説明では本人の中に何も残らないので必ず書くこと
本人に書かせると尚良い
幼稚園で視覚支援のボードを見ない練習をしているとのことだが、視覚支援は続けることに意味がある
就学など環境の変化が生じた時に変更点を加えるだけで何が変わったかすぐわかる、本人もアップデートしやすい
幼稚園にこちらから要望するってハードルが高いんですが、私だけでしょうか?
療育の先生には言いやすいんですけどね…
「病院の先生はそう言いますよね。でも実際それは難しいですよね」
というニュアンスで返ってくることが多いです
担任の先生は視覚支援のボードがなくてもできるようにしたい、児童精神科の先生はボードは使い続けてもらいたい
それぞれの経験や立場があって、どちらが絶対に正しいということはないだろうけど…
手のかかるきのこくんを毎日長時間預かってもらっているし、できれば波風を立てたくないと思ってしまいます
きのこくんが明らかに困っている時は別ですが…