ふと思ったこと

 

運動能力がまだ発展途上で俊敏性があまりないA君と、学校でのかけっこや運動会で足が速いというB君が同時期に入団してきて一年経った。最近二人の成長ににかなりの違いが出てきたのだが…

 

結論から言うと俊敏性のなかったA君のほうが伸びてきているのに対して、運動能力が高いB君は成長速度が牛歩になっている。

 

違いは何だろうか…

 

そこで、普段の生活について親御さんに聞いてみるとなるほどという答えが返ってきた。

 

A君、サッカーにドハマりしているようで、今まではSwitchでゲーム三昧だったのが毎日少しでもボールを触る+SwitchやTVで海外のサッカー、Jリーグの試合を見まくっているという。プラスしてよくアルビレックスの試合を家族で観戦しに行くようになったとか。

 

この「試合を見る」というのがかなり影響していると思われる。なぜなら、TRや練習試合をしていると、勝手に顔が上がる、判断が各段に早くなっているのが一目瞭然なのだ。

 

よく「俯瞰する」のが大事だといいますが、試合を見るとやはりこの部分が確実に伸びる気がする…というか伸びているのがわかる。

 

対してB君は練習日や大会以外はほとんどサッカーに関心を持たないようである(この部分は私の指導がハマっていない可能性もあるので何とも言えませんが…)

 

よく書籍等にも試合を見ることが「俯瞰する」トレーニングになると書いてありますが、本当に影響するんだなと。

 

試しに他の子たちにも聞いてみると、サッカーの試合をTVやスタジアムに観戦しに行く子たちは確かにヘッドアップしているし、判断も多少違いはあるものの見ていない子と比べると判断が早いのは確か。

 

これは是非お勧めしたい。