ウニが虹の橋を渡りました。



昨年の9月末に乳腺ガンの摘出手術をしてからいつ悪化するかと毎日毎日不安な思いを抱きながらいたけれど、先月下旬呼吸が辛そうだなーと思って病院に連れて行ったら即入院。



胸に水が溜まって、肺も白くなり転移してると言われ、ついにきてしまったのか・・・と現実を受け止めたくなくてウニの辛そうな様子を見るのが辛くて、敦也の事があるからとあまり病院にお見舞いにも行かず。



つい4日前の土曜日、ペット用酸素室をレンタルしてウニを連れて帰り最期を看取ろうとなんちゃんとお世話してました。



たまたま、節電の為なんちゃんの勤務が午前3時から午後12時までだったので、今日も仕事に行こうと何故か目覚しが鳴る前に目が覚めたらウニが動いていてちょっと苦しそうにしていたそう。

これは・・・と思ったなんちゃんが私を起してくれて最期は二人で看取る事が出来ました。



本当に死んでしまったのが信じられなくて。



今も酸素を流したままにしてあります。



ずっとそばについていてあげれば、いやついているべきだと思うんだけど、ひとりでいると押しつぶされてしまいそうで・・・



取りあえずなんちゃんは仕事に行きました。



敦也には起きたら事実を伝えようか、それとも学校から帰って来てから話そうか、考えても何が正解か分からない。



それでいてペットの火葬について調べている自分がいて・・



ウニは札幌から埼玉に来た私が猫の里親募集のサイトで見つけた子猫の母猫として我が家にやってきました。

里親さんが子猫と母猫を引き離しがたいと言ってたまたま一緒に連れてきていたのをなんちゃんがぜひ一緒にと言ってくれて母子で引き取ったのです。



元々は飼い猫だったであろうと思われるウニ、すぐに私たちに馴染んでくれて恐がりな娘のレナの代わりに愛想良くスリスリゴロゴロしてくれました。



ウニは抱っこが好きではなく、それを分かっていたのに一日に1回はウニを抱っこしては怒らせて、でもその怒った顔が大好きだった・・・



私が具合が悪くて寝込んでいると必ず枕元に来てはじーっと見守っててくれた。朝起きないとニャーと鳴いて起してくれた。



ちょっと肌寒くなると私の上に乗ってきて一緒に寝た。でも、重たくていつも私にどかされてた。



そうするとなんちゃんの方に行って寝ていたっけ。



休みの前の日とか私が夜中まで起きていると眠たいだろうに必ず同じ部屋に居てくれた。そして寝るよ~と声を掛けるとちょこちょこ後を追いかけてきて一緒に寝たっけ。



本当に頭が良くて人間の話す言葉を絶対に理解していたと思う。



ウニはうちに来て本当に幸せだったんだろうか?



いつもウニに愚痴を言ってごめんね。ウニは私が愚痴をいうとプイッて居なくなってしまったよね。

あんたはいっつも愚痴ばっかりって言われてるようで愚痴を言うのを止めて思わず笑ってしまったりしたよ。



お母さんはウニに助けてもらってばっかりだったね。

うちにきて10年、推定年齢13~4歳、家猫としてはちょっと短かったよ、ウニ。



生まれ変わってもまたうちに来てくれるかな?

もう、愚痴を聞かせたりしないから。



今まで本当にありがとう、ウニ。