初めての染め
着物着付け講師&出張着付師の金代です。
白色の長襦袢を緑色に染めました。
仕立て上がりの麻100%の長襦袢です。
着付け教室にいらしている方が昨年、長襦袢を染められたので、事前に色々教えてくださいました。
お勧めの染め粉、塩がたくさん必要、色落ちを防ぐ液体も使ったほうがいい、しっかり混ぜる、などです。
・ゴム手袋(薄手の手袋を使用)
・塩250g
・ダイロンプレミアムダイ1袋
・カラーストップ1袋(ダイロン)
・バケツ(9.5Lのを使用)
【手順】
① プレミアムダイ1袋を洗面器に入れ、40度のお湯500mlで溶かす。※粉が飛ばないように注意!
② バケツに40度のお湯を6L入れ、塩250gを溶かす。
③ 塩を溶かしたバケツに、溶かした①を入れる。
④ ゴム手袋をする。
⑤ 長襦袢をバケツに入れ、15分間、押したり混ぜたりしながら色を浸透させる。
⑥ 45分間、たまに混ぜながら浸しておく。
⑦ バケツのお湯を流したり入れたりを2-3回行い、すすぐ。
⑧ 長襦袢を入れたバケツにお湯を入れ、カラーストップを入れる。
⑨ たまに混ぜながら15分間つけたら、1-2回すすぐ。
⑩ 長襦袢を洗濯網に入れ、洗濯機で1分弱の脱水をする。
⑪ 着物ハンガーにかけ、室内干しをする。
ムラ無く綺麗に染まりました。
ポリエステルは色が入らないので、既製品の長襦袢についていた半衿は、うっすら緑色になった程度です。
それと今回の染めで確認したかったのは、どれくらい縮むか?でしたが、染める前と染めた後でサイズの違いはありませんでした。
白のハンドタオルも緑に!
手順⑦で、色のついているお湯を全部捨てずに洗面器に移して染めました。
カラーストップはしていないので、どれくらい色落ちするのかも実験します。
インスタでは、振袖の創作帯結び、日常、着姿などを載せています。
更新は不定期です。
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上級師範 * 一級着付師
金代 布佐子
マンツーマンでお教えする着物着付け教室は、多摩地区の八王子市南大沢にあります。
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