「不倫をされ、心を破壊された」
 

こう言っても過言ではなく、不倫はされたことがない人には想像ができない位
ひどく傷つけられます。

傷害ではないですが、心を刃物で刺されたようなレベルの傷で
その日から世界が変わってしまいます。

孤独と不安と恐怖、絶望で見え方が変わってしまうんです。

自分が1番信頼していて、一生愛して添い遂げようと結婚をした相手に
嘘をつかれただけでなく、他の異性と愛し合っていたのですから当然です。


不倫はDVと同じ位、相手を傷つけます。

 

配偶者だけでなく、子供の人生を変えてしまうほどの加害行為なのです。

だから、不倫を軽くみてはいけないのです。


なぜ不倫は許されると思われるのか?

不倫について夫(妻)に問うと、
「お前にも原因がある」「居場所がなかった」
「仕事で苦労している俺の気持ちがわかるか!」
「寂しかった」などと言われ、
反論できなくなってしまう事もあります。

そもそも不倫をする人は、不倫ということに対して罪悪感を感じにくいので
そんな言葉が出るのです。


また、日本では、特に夫の不倫に対して、まだまだ軽く見る傾向もあります。

例えば、
「男は誰でも浮気をする」
「1度の不倫位は許してあげるべき」
「不倫された妻にも原因がある」
などごく一部の考えと信じたいのですが、このような考えも時々聞かれます。


また、妻側にも、

夫の不倫を我慢をしてしまうような考え方を持つケースもあります。
 

例えば
「不倫位で大騒ぎするのはできた妻ではない。」
「一度や二度の不倫ぐらいは許すべきかも」
「私が至らなかったから不倫をされた」など。

あなたが心のどこかでこのような考え方を根本的に持っていると、

した側はそんなあなたの気持ちを敏感に察知し、

妻をナメてくる気持ちが生まれます。

 

そうなるともちろん、不倫が長引いてしまいます。
 

そして、あなた自身も、自分の心を守ってあげることが難しくなり、

心の回復が確実に遅れます。

なぜなら、夫の不倫の責任が自分にもあるとどこかで考え、

許せないと自分を責める心が更に、自分の心を苦しめてしまうのです。


不倫問題を解決するための覚悟

不倫夫が、この先、

「謝れば許してもらえる」「逆ギレすれば何とかなる」

「バレなきゃ大丈夫」「一度や二度の不倫位…」

などと感じてしまう状態だと不倫はなかなか終わりません。

 

例え今回は終わったとしても、またチャンスがあれば不倫をします。
 

そうなれば、またあの地獄の苦しみを味わうことになるのです。


だから不倫した夫の根本意識を変えていくことが必要です。


それにはまず、あなた自身が不倫と言うものに対して

「不倫はDV」「不倫は心の殺人で加害行為なんだ」

ということをしっかり認識する事。


そして、あなた自身が考える

「我が家では不倫は許されない行為」という、

健全な心の持ち方が必要です。
 

あなたの心の根底がそう固まっていれば、

自然と夫に対しての言葉や態度も態度も、毅然としたものに変わります。
 

このようなあなたの覚悟が、夫に伝わり、

夫が危機感を感じるようになります。
 

あなたの覚悟に気づいて危機感を感じるようになると、

驚くほどスムーズに不倫問題が解決することがあるのです。
 

夫に危機感を与えることができるのは、妻であるあなただけなのです。


「不倫は許されない行為」という健全な認識が、した側にもされた側にも必要なのです。