ブログを読んでくださっている皆さま。

いつもいいねやコメントありがとうございます。


今、「父ちゃんの家族」シリーズの話を書いています。

これは当時書こうと思っていた話ですが、なかなかリアルタイムで書くのはつらくて、約1年経った今ようやく書いていこうと思いました。ただ1年経ってもツライ。過去を思い返すだけだと感じ始めている今日この頃です(笑)

記憶が途切れ途切れのところもあり話が分かりづらい所も沢山あると思いますが読んで頂けたら嬉しいです


   〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆


お義姉さんが電話に出て「ちょっと待ってや!」と急いで部屋を出て行きました。


しばらくすると…玄関外でしょうか。
うわぁーっ!!〇〇がー〇〇がー」って大声で泣いてました。


わかります。分かるんですけど…
もう時間はすでに22時前。
ご近所にはまだ父ちゃんの事話してません。

そんな大声で喚かれたら御近所迷惑になるんですけど…ゲロー
我が家は静かな所なんです。
締め切っていても隣の子供の声が聞こえるくらい爆笑
「もぅやめてくれ!部屋入ってこい!」って正直思いました。



それから5分くらいしてあのオバハンも一緒に入ってきました。(ホンマは追いかけてきてほしかったんちゃうんニヤニヤ?)

そして電話の相手も一緒に…
そう父ちゃんのお義兄さんでした。

お母さん「初めまして…この度は遠い所からわざわざ申し訳ありません。ありがとうございます。」

お義兄さん
「〇〇に挨拶してもいいですか?」

すぐ父ちゃんの近くまで行きしばらく無言で見つめてた。
「お前は何やってんねん。こんなんなるまで連絡してこんと。」
って言いながら父ちゃんのおでこに手を当てて兄弟の話をしていた。


その後わたしの近くに正座で座られて
こう言った。

「うちのバカが申し訳ない。あなたと子供達を残して情けない。奥さん大変やったでしょう。よくやってくれました本当にありがとう。」


この言葉で私は初めて涙が出て素直に
お母さん「本当に連絡しなくてすみませんでした。ずっと悩んでたんですけど本当に申し訳ないです。」
と言えた。

お義兄さんは
「どうせこいつが言うなって言ったんでしょう?こいつは言い出したら聞かへん頑固者やから(笑)奥さんは絶対に自分を責めたらあかんよ。1番頑張ったんやから。身体だけは大事にして。」

と。言ってくれた。義実家の1人でも理解してくれる人がいてくれた事に私は動揺もしたけど涙が止まらなかった。
正直嬉しくて肩の荷が降りた気がした。


何故…お義兄さんがそこまで優しかったのか…
父ちゃんから聞いた話だと、お義兄さんも昔結婚していて数年後に奥さまを病で亡くされてるらしいです。
だから少しは理解してくれたのかなと思いました。


お義兄さんにもひと通り旅立ちのプランを説明して
明日、葬儀屋さんが最終打ち合わせに来るので
参加できるならきてほしいとお願いした。

何故なら勝手に進めて後から揉めたくなかったから。


ただ今思えば喪服の件はさすがに顔をしかめていた…かなキョロキョロ



そして我が家は真言宗。
義実家は浄土真宗。

宗派が違います。真言宗の事なら分かるけど
浄土真宗の事はわかりません。


葬儀屋さんからとにかく
浄土真宗はなくなったらすぐに極楽浄土に行くという教えだからロウソクもお線香も別にいらないよと言われたのでその日は特に用意してなかった。


真言宗に慣れてる私はそーなんやぁと言われるままに動いてた。


そこでまた色々あるんですけど…
とりあえず明日の打ち合わせには来てくれる事になり、義実家が来る1時間前に葬儀屋さんには我が家に来てもらって私たちの最終口裏合わせのチェックをする事にしたニヤリ



ついでに…
帰る間際にオバハンは吐き捨てるように
宗派は浄土真宗やからな!と何度も何度も言いながら帰って行きました。

わかったわい‼️
それにする言うてるやろムキー

な気持ちでした(笑)









つづく。