こんな時皆さまならどうしますかキョロキョロ





父ちゃんはほぼ絶縁を仄めかしてた。

ただどこまで本心なのか私にもわからないまま。



でも…

このまま義実家に連絡しないのはダメな気がした。

いつかは連絡しないといけない。

それなら最後に形ある父ちゃんを家族に会わせてあげるべきだと私は思った。




そして私は父ちゃんの携帯を手に取り

お義姉さんに電話することにした。

(お義母さんは携帯を持ってなくてあんまり話が噛み合わないのが分かっていたのでチーン




結婚して挨拶もしてない相手と初めて喋る。

それがこんな悲しすぎる電話…。

すごくすごく緊張した。



プルル…プルル…



「はーい爆笑どないしたー」



もちろんお義姉さんは父ちゃんからだと思ってる。



お母さん「あっもしもし。初めまして。〇〇さんの妻の□□です。」



父ちゃんの携帯から私がかけてる時点で何か察したんだろう。



「何っ!?どーしたん!?〇〇になんかあったん?そーじゃなかったら電話なんかしてけーへんやんハッ



お義姉さんはまだ何も言ってないのにすごい剣幕で捲し上げた。




お母さん「実は今日の11時に〇〇さんが亡くなりました。すみません初めてのお電話でこんなご報告で。もっと早くにご連絡出来ればよかったんですけど…本当に申し訳ないです。」




「はムキー⁈どー言う事ムキー⁈何言ってるのムキー⁈〇〇が死んだんムキー

そんな大事な事なんで今言うのムキームカムカ普通嫁やったら〇〇が何で言おうと連絡してくるんちゃうのムキーとりあえず今仕事中やからまた終わったらかけ直すわムカムカ



ガチャッッムカムカ!!



電話を切った音まで怒ってました。

お義姉さんの気持ちももちろん分かります。

怒るのも分かります。

でも…会ったことも喋ったこともないあなたより私は愛した父ちゃんに尽くしただけやし。と心の中でそれだけを信じて自信を持って立ち向かおうと思ってました。





まぁ…相手も相当な強者でした(笑)

ここから私の本当の闘いが始まります。





つづく…