それから

2020/4/23に父ちゃんは余命宣告受けました。



それから半年入院。(調子のいい時は土日で外泊したりもしてました照れ

最後の約1ヶ月は自宅で過ごしました。



ただ今回の入院はコロナが広まり始めた頃で

面会が出来ない。個室だと家族の方は面会できます。

そのかわり1日15000円ポーン!

ただ個室にすると後に無料の部屋に移ることは出来なくなりますと言われました真顔(そんなもんなんですかね?)


普通に無理やろ真顔



そこで私の母は動きました。

父ちゃんと子供が会えなくなるのは可哀想すぎる!

個室にしてあげてえーんと。

ポーンっ!と200万の入った通帳を渡してくれたんです。

我が家は別にお金持ちじゃありません。

中の下くらいだと思います。

きっと父の亡くなった時の保険金を渡してくれたのだと思います。



私たち姉弟はこのお金は母の為に使おうと

誰一人その話に触れた事はありませんでした。



すごくすごく嬉しかった。

ただここは冷静に弟と話し合い、「返す」と言いました。

私は子供の頃から親にお金を借りるどころか頼る事をした事がなく高校から家にお金を入れ19で家を出ました。

なので甘え方って言うのがあんまりわかりません。



ただ弟は「今後いつどこでお金かかるか分からんからとりあえず持っといて!」っと説得されました。



弟は弟で毎週行ける日は

父ちゃんと直接LINEをして仕事の合間に父ちゃんのリクエストのお店に行って食べたいものを買って持っていってくれたり。

子供達の面倒もよく見てくれました。



父ちゃんの病気で私たち家族は一致団結した気がします(笑)


もちろん私も毎日二人を連れて自転車で病院まで会いに行きました。

時間が許す限りずっと居ました。

(何故そんなに面会できたのかは過去ブログに書いてるのはず?ですので詳しくは端折ります爆笑書いてなかったらごめんなさいお願いアセアセ





告知されてしばらくして

父ちゃんに聞きました。


母ちゃん「お義母さんには?連絡した?」


父ちゃん「してない」


母ちゃん「私からしとこうか?キョロキョロ


父ちゃん「んー。まだいいわ。俺治すつもりやし治ってから実は癌やってんって言うわウインク


母ちゃん「そっか!そうやなニコニコ治るのに余計な事言って心配させてもな爆笑


父ちゃん「うん。それに来たらうるさいから真顔




と。

告知されてから最後まで治るって、治すって思って頑張ってた父ちゃんの言うこと、思ってること、したい事を全部かなえてあげようと思った瞬間でした。













つづく…