こんばんは〜
介護が楽になるケアマネジャー鈴木優子です
今日は広島Lifeコース3週目でした
3週目は、自分のパターンを見つけていきます
今週は、みなさん新しい視点になり、
早速思考停止状態（笑）ですね〜
ですが、
それをエゴにとっては、納得しないので、
なんで？ どうして？ 何がいいの？
って、またまた思考してしまうのですね
人間は、考えることを止められないし、
自分のアイデンティティが壊れるを抵抗するものです。
でも、
それが順調なんですよね〜
みんな、バッチリいい感じです
さて、
認知症介護をしていると、認知症の人は、
いろんなことが、わからなくなってしまうので、
ついついわからない人だと思ってしまいます。
私の相談を受ける家族の利用者は、いわゆる
「問題行動」という現象が出ています。
Aさん(お父様)のこと子供(2人)たちが、交代で
認知症介護しています。
Aさんは、身体は問題なく、物忘れがあります。
奥様を1年前に亡くしています。
子供は、一姫二太郎。長女と長男。
毎週、自宅に連れてきて2泊3日、交代で介護し、
その他、ショートステイやデイを利用しています。
長女の家は、客間が1階にあり、長女さんが一緒に添い寝して泊まっていました。
するとSEXを求めてくる父親に嫌悪感があって、憂鬱になる。という相談でした。
そりゃあ、長女さん、介護するのが嫌になりますよね。。。
医者に相談しても、「離れるしかないですよねー」というだけです。
長女さんは、長男(弟)に相談すると、自分の嫁には、聞かせられない。と隠そうとします。
なぜ、添い寝しているのか？
と聴くとびっくりする答えが返ってきました。
長女「一階に寝ているので夜中に出て行ってしまうと困るから。」と言います。
今まで、そんなことがあったか？と聞くと、
無かったそうです（笑）
では、
お父様とお母様の関係性を見ていきましょう
両親はとても仲がよかったと話しています
長女さんも長男さんも両親が好きで、お母様も認知症でしたが、昨年亡くなってしまい、
お父様が認知症でお母様の死を悲しまずに済んでよかったと話しています。
ある意味、認知症の物忘れは介護する人を
助けてくれることにもなります。
これでお父様がお母様の死を受け入れられずに
ずっと悲しんでいたらかわいそうだと話します。
介護をしている側が、ホッとしています。
さて、問題に戻ります。
SEXを要求してくるお父様は、娘さんを娘だと
認識していません。
むしろ、
若い時のお母様にそっくりな長女さんです。
添い寝なんてしたら、認知症じゃなくても、
勘違いするでしょー
お父様は若い時代に戻っているので、長女さんが生まれる前の時代にタイムスリップしているだけです。
ミロスシステムから観ると、意識が２つに分かれているので、長女さんは、自分が生まれる前に
タイムスリップしているだけです。
長女さんはお母様の意識と一緒なのです。
長女さんの嫌悪感は、父親と娘だから。
父親と母親が、愛し合わなかったら、
あたりまえですが自分は生まれません。
お父様がお母様を愛していたなら、たとえ、
一緒に寝ないでも絶対に大丈夫ですよ。
お母様がいる(と思っている)家からは、たとえ
一階であっても、出ていくわけがないですから。
と話しました。
長女さんはとても驚いています。
そんなこと先生(医者)でも、言ってくれなかった。と驚愕しています。
お父様は認知症だけど高次元の存在そのものでした。
パートナーとの空間に存在からのメッセージがあることを伝えると、
父親との嫌悪感も無くなりました
ついつい、良かれと思って介護するけど、
そんなこと必要ある？？ってこと、
実はたくさんあります（笑）
長女さんは自分のご主人を後回しにしていたことにも気づき、パートナーシップの大切さをさらに感じてくれました
いつも、読んでいただきありがとうございます
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