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Gerry & The Pacemakers - You'll Never Walk Alone

3月11日14時46分…あれから一週間と約半日が過ぎました。
この一週間、みなさまはどうお過ごしされていたでしょうか。
今もまだ被災地の方々は大変苦しい生活をおくられていることでしょう。
地震が起きてから数日は正直ブログも書く気にもなれず、
なんだかここで平凡に暮らしていていいんだろうかとも思ったり
かと言ってそんな暗いこと考えてばかりいても仕方ない、
とにかく今ここで最大限自分が出来ることを必死に…。前向きに…。
こういう複雑な感情で気持ちが揺らいでいた方は多かれ少なかれ
いらっしゃったのではないでしょうか。。。
このようなショッキングな出来事で一時的な抑うつ状態になることを精神医学で
「アニバーサリーリアクション(記念日反応)」と言うそうです。
毎日仕事中流れているTBSラジオ『小島慶子キラ★キラ』の
金曜レギュラー水道橋博士とのオープニングトークで聴きました。
博士が「我々お笑い芸人はこういう時最も不必要な人間じゃないか?」
という感じがすると言っていて、小島慶子さんも、
今少しでも災害とは関係ないことをしている人、無関心な人を見ると
怒りの矛先をその人物に向けて自分は正義みたいな錯覚にもなったり…と言ってました。
でもそれはホントに錯覚だって。仕事中なので詳しいトーク内容が思い出せないけど
水道橋博士も不必要なお笑い芸人と思わなくていいみたいな話をしてて、
とにかく自分自身気持ちが楽になったわけです。
「アニバーサリーリアクション(記念日反応)」のことは
キラ★キラの番組HPの放送後記にも少し書いてありますので
もし良かったらこちらからどうぞ。

それともう一つ、毎週水曜発売のfootballistaですが
いつもは必ずと水曜日にゲットしてるわけですが
ガソリンのこともあるから車も控えてたし、いまいち書店に行く気力もなく、
でも今日はちょうど仕事中本屋の近く通ったからようやく買いました。
その中の、毎回楽しみにしている木村浩嗣編集長の巻頭コラムにもまた救われた。
木村編集長は地震で今週号を“出すか、出さないか”
正確には“出す気になるのか、ならないのか”でそうとう悩んでいたらしい。
これも詳しくはfootballista NO.205で読んで欲しいけど
災害の後、住んでいるセビージャの仲間達が心配をしてくれたと書いていた。
何も言わずに明るく「食べて!」と差し入れしてくれる人。
逆に「どう?大丈夫か??」と聞いてくれる人。
“思いやりや共感を込めた同情には二つの表し方があることが分かった”と。
心配して電話やメール、作ったデザートを持ってきてくれた人に感謝、
反対に話題を避けて、無言で距離を置いてくれた人にも感謝、
そう感じた“ヒロチュグ”編集長は「前へ進める」と。
(スペイン人は「ひろつぐ」が言えず「ヒロチュグ」になるとFoot!で前言ってたw)
内容はもっともっともっと濃い~ので是非No.205で。

だから水道橋博士の「こんな時お笑い芸人が全く無意味な人たち」
なんてことは全然ないってことだなと改めてこのコラムを読んで確認できた。

この日記のタイトルの『Daijoubu?』は、
facebookで4、5年振りに連絡の取れたアメリカ人が
今住んでいるロスで地震のニュースを見て、心配してくれたメッセージの最初の単語。
その後は全部英語だったけど、まだ覚えていた日本語で心配してくれた。

めちゃくちゃ嬉しかった。ホントにありがとう。

それと、原発で命をかけて日本を守ろうと戦ってくれている方たちにも
ホントに感謝です。ありがとうございます。

一週間経ったからってわけではないけど
木村編集長同様、おファビも少し前へ進めそうです。

もちろん、今後も今僕が出来る最大限のことは続けていきます。


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