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先日(9日)、TBSラジオの『アクセス』のコーナー、「バトルトーク」のテーマは
【6月のワールドカップは、ホントに岡田監督でいいと思いますか?】であった。
放送のあった日(火曜日)のナビゲーターは藤井誠二氏。
冒頭、彼からの説明で「戦術や決定力不足云々の討論は解説者さんなどにお任せするとして…」
という前置きありきで番組が進みました。
この討論をポッドキャストで聴くことが出来るならいいんだけど
それはやってないみたいなんで、ファビの記憶力もいささか疑問ではあるが
まぁ大体こんな感じでした↓↓↓

とりあえず、リスナーに対してのアンケートで
A:岡田監督でいい
B:そうは思わない
C:どちらでもない


アンケート結果は確か…
A=50%
B=30%
C=20%

くらいだったと思う。

【A:岡田監督でいい】 と答えた人の理由はだいたいが
「W杯まで時間がないから今更代えても…」といったところ。
もっとツッコンで言うと、
「ベスト4なんてまず無理だろうけど…」
「グループリーグ突破も怪しい雲行きになってきたけど…」
今更代えてもが本音?

番組のゲストには、主な著書として『サッカーアンソロジー』などがある、
東京新聞編集委員の財徳健治氏と、スポーツライター(主にサッカー)の杉山茂樹氏
話は横道にそれますが、杉山さんいつの間にかブログ移転してたのね。
自分も最初は読んでたけど、結構過激なこと書くからコメントも荒れてた記憶が。
その内コメ欄も閉じられてましたが、理由はわからんけどアメブロから撤退したようで。
ま~アメブロ始めたころから岡ちゃんに対してはかなり厳しい論調でした。
と言うか岡ちゃんがオシムさんに代わって監督に就任した直後からw
今回のこのアクセスに電話でゲスト出演って時点で何を言うか予想はしてましたが、
ゆっくり話を聴いてみると結構説得力があったと言うか納得させられたと言うか。
リスナーへのアンケートを彼にぶつければ、言うまでもなく 【B:そうは思わない】 になる。

では彼が“そうは思わない”理由はいったいなんなのか。。。

日本はワールドカップでどうなって欲しいのか…それは強豪国相手に一泡吹かせたい。
一泡吹かせるには今のままでは到底無理。岡田監督では。
彼がよく使う言葉で“サッカー偏差値”という言葉がある(本にもなっている)。
今回もその言葉を用いて説明していた。
日本のサッカー選手の偏差値は平均で52~53で低くはない。
しかし岡田監督の偏差値は精々50がいいところ。
今現在の日本のサッカー界のレベルは選手が引き上げている状態。
監督がレベルを上げているとは言えない…らしい(笑)
例えば世界の強豪国の偏差値が60あったとして、
さらにその国を率いる監督の偏差値がやはり60以上あれば
日本が強豪国に追いつき追い越すことは不可能に近い。
確かにサッカーは番狂わせの起こりやすいスポーツだが
番狂わせには“必然”が必要で“偶然”では起こりえない。
岡田監督にはその“必然”を起こす準備があるとは思えないとのこと。

監督更迭論で大事なのが、後任の監督人事の事も語らなければならない。
ワールドカップまで4ヶ月というところから
チームを激変させてくれる監督はそう簡単に見つかるわけではない。
残念ながら現時点では日本にはいないかもしれない。
例えば、即効性のある監督の一人が、フース・ヒディンク
彼は言わずと知れた世界に名だたる名将の一人である。
去年、ワールドカップ出場32ヶ国が決定した時点でそれ以外の国は予選敗退国となる。
敗退国の監督は、契約期間の問題もあるが、敗退した時点で
そのほとんどが職を失い言わば“休職”状態となる。
ロシア代表も敗退国の一つだがヒディンクはまだ代表監督を留任しているようだが
日本に合う合わないは別にして、例えば、アンリの“神の手”アシストでフランスが勝利し
その対戦相手であったアイルランドはプレーオフを終えた時点で敗退国となる。
その敗れたアイルランドを率いていた監督は、名将トラパットーニだ。
(ここではトラパットーニが本当に“名将”かどうかは置いといて下さいw)
他にも、敗退国の監督ではなかったが、メキシコ代表を途中解任された、
ズヴェン・ゴラン・エリクソンはイングランド代表監督を率いた経験もある監督だ。
こういう外国人監督の名前を挙げれば「日本のことを何も知らない」と言う
お決まりの異論反論は当然あるだろうが、良いか悪いか、日本に合うか合わないかは別にして
経験豊富な監督は短い期間なら短い期間なりに何をすべきか、
与えられた期間でやれることしっかりやる術は持っていると杉山氏は語る。。。
そしてなにより「少なくとも岡田さんよりはいい」と(爆)

とまぁ、こんな感じで杉山茂樹論を書いたわけですが、
実際岡ちゃんはまだ自信満々みたいだし、当然辞める気も毛頭ないだろうし、
トルシエの時もジーコの時も毎度毎度訪れるこの議論。
岡ちゃんで良いか悪いかは置いといて、試合や采配云々よりも
試合後のインタビューが兎に角つまらない…のが個人的な意見。
最近は『官僚的な答え』と言われているみたい。確かにその通り。
昨日もジョン・カビラさんから「今日の試合でのコンセプトは?」の問いに
岡ちゃんは「日本らしいサッカーをすること…」って。。。
だから日本らしいサッカーが何なのかを答えて欲しいんだけど。

ま、とにかく次の韓国戦が問題ですね。
終わり良ければ全て良し…にはならないだろうけど
なんとかワールドカップに少しでも期待が持てる試合をして欲しいものです。

つか韓国負けたのね!?
『サッカー東アジア選手権、韓国が中国に完敗で監督に抗議殺到』
お隣さんも監督更迭論が出てるらしいじゃないwww
14日は、東アジアの覇権、監督の首、意地を賭けた
“負けられない戦い”になりますね。
中継はフジテレビだけど(笑)

日本はよっぽど試合内容が悪くならない限り岡ちゃんは続投しそうだけど
もし負けたらやっぱり…

Yes!高須クリニック!!
その心は…こちらから


また長文書いてしまった。。。
反省o(_ _*)o
ペタしてね