現地時間9月5日に行われた
南米ワールドカップ予選の結果です。
【南米予選】
ペルー 1-0 ウルグアイ
コロンビア 2-0 エクアドル
パラグアイ 1-0 ボリビア
アルゼンチン 1-3 ブラジル
チリ 2-2 ベネズエラ
[南米予選順位表(9月5日終了時)]
1位 ブラジル 勝点30 (8勝6分1敗)
2位 チリ 勝点27 (8勝3分4敗)
3位 パラグアイ 勝点27 (8勝3分4敗)
4位 アルゼンチン 勝点22 (6勝4分5敗)
5位 コロンビア 勝点20 (5勝5分5敗)
6位 エクアドル 勝点20 (5勝5分5敗)
7位 ウルグアイ 勝点18 (4勝6分5敗)
8位 ベネズエラ 勝点18 (5勝3分7敗)
9位 ボリビア 勝点12 (3勝3分9敗)
10位 ペルー 勝点10 (2勝4分9敗)
『ブラジルが19大会連続出場 サッカーW杯南米予選』
確かにブラジルはアルゼンチンに勝利すれば
“W杯出場”が決まる状況であった。
しかもそれが最大のライバル、
アルゼンチンのホームで目的を果たす願ってもないチャンス。
一方のアルゼンチンは14節終了時で4位。
この時点で1位ブラジルとの勝ち点差は『5』。
ここは何としても勝ち点3をゲットし
“直接対決”でライバルに勝ち点差を『2』に詰める絶好の機会であった。
それよりなにより「ブラジルにホームで負けられない」と言う
“国歌の威信” “意地” “プライド”などなど
両国間の“クラシコ”的要素が加わる単なるW杯予選を超えた戦いだ。。。
戦前、ブラジル代表監督のドゥンガはこう語った。
「メッシにはマンマークはつけない」
これも順位の影響もあったであろう。
そしてブラジルにとってアウェイのゲーム。
マンマークをつけるリスクを考えたのであろう。
始まってみるとやはりマンマークこそつけなかったが
必ず数的優位を作り、ゴール前には最終ラインが守備を固める。
あれだけの枚数がゴール前に並べば数的優位もへったくれもない。
「マンマークをつけない」その代わりに
メッシに対しては容赦なく激しくスライディングで削りに行く。
守るブラジルは強かった。
これが現実主義者の守備への徹底だ。
一方、攻撃は、いわゆる「堅守速攻」。
当然この展開になれば『カウンター』と『セットプレー』が効果的になる。
この攻撃面での“理想”が試合開始24分で形になって現れた。
先制点はフリーキックをルイゾンが“どフリー”で頭で合わせる。
よく言う『エアーポケット』だ。
その6分後にはFKからのこぼれ球をルイス・ファビアーノが押し込んで2-0。
ブラジルが前半にあげた2得点は共に『セットプレー』から生まれた。
後半はアルゼンチンがダトロの“Golazo”で1点差に詰め寄るものの
その直後にカカからのスルーパスを受けたルイス・ファビアーノが
この日2点目のゴールで1-3。
見事な『カウンター』からの縦パス一本で
アルゼンチンの息の根を止める。
守って虎視眈々とゴールを狙うブラジルは強かった。
マラドーナが理想主義者かは別にして、
ドゥンガは間違いなく現実主義者であろう。
少なくとも昨日のロサリオでのアルゼンチン戦は
完全にリアリストに徹した。
その現実主義者は冷静に結果を追い求め、
冷徹なまでに“理想”を手に入れた。
果たして“神様”マラドーナの行く末は。。。

南米ワールドカップ予選の結果です。
【南米予選】
ペルー 1-0 ウルグアイ
コロンビア 2-0 エクアドル
パラグアイ 1-0 ボリビア
アルゼンチン 1-3 ブラジル
チリ 2-2 ベネズエラ
[南米予選順位表(9月5日終了時)]
1位 ブラジル 勝点30 (8勝6分1敗)
2位 チリ 勝点27 (8勝3分4敗)
3位 パラグアイ 勝点27 (8勝3分4敗)
4位 アルゼンチン 勝点22 (6勝4分5敗)
5位 コロンビア 勝点20 (5勝5分5敗)
6位 エクアドル 勝点20 (5勝5分5敗)
7位 ウルグアイ 勝点18 (4勝6分5敗)
8位 ベネズエラ 勝点18 (5勝3分7敗)
9位 ボリビア 勝点12 (3勝3分9敗)
10位 ペルー 勝点10 (2勝4分9敗)
『ブラジルが19大会連続出場 サッカーW杯南米予選』
確かにブラジルはアルゼンチンに勝利すれば
“W杯出場”が決まる状況であった。
しかもそれが最大のライバル、
アルゼンチンのホームで目的を果たす願ってもないチャンス。
一方のアルゼンチンは14節終了時で4位。
この時点で1位ブラジルとの勝ち点差は『5』。
ここは何としても勝ち点3をゲットし
“直接対決”でライバルに勝ち点差を『2』に詰める絶好の機会であった。
それよりなにより「ブラジルにホームで負けられない」と言う
“国歌の威信” “意地” “プライド”などなど
両国間の“クラシコ”的要素が加わる単なるW杯予選を超えた戦いだ。。。
戦前、ブラジル代表監督のドゥンガはこう語った。
「メッシにはマンマークはつけない」
これも順位の影響もあったであろう。
そしてブラジルにとってアウェイのゲーム。
マンマークをつけるリスクを考えたのであろう。
始まってみるとやはりマンマークこそつけなかったが
必ず数的優位を作り、ゴール前には最終ラインが守備を固める。
あれだけの枚数がゴール前に並べば数的優位もへったくれもない。
「マンマークをつけない」その代わりに
メッシに対しては容赦なく激しくスライディングで削りに行く。
守るブラジルは強かった。
これが現実主義者の守備への徹底だ。
一方、攻撃は、いわゆる「堅守速攻」。
当然この展開になれば『カウンター』と『セットプレー』が効果的になる。
この攻撃面での“理想”が試合開始24分で形になって現れた。
先制点はフリーキックをルイゾンが“どフリー”で頭で合わせる。
よく言う『エアーポケット』だ。
その6分後にはFKからのこぼれ球をルイス・ファビアーノが押し込んで2-0。
ブラジルが前半にあげた2得点は共に『セットプレー』から生まれた。
後半はアルゼンチンがダトロの“Golazo”で1点差に詰め寄るものの
その直後にカカからのスルーパスを受けたルイス・ファビアーノが
この日2点目のゴールで1-3。
見事な『カウンター』からの縦パス一本で
アルゼンチンの息の根を止める。
守って虎視眈々とゴールを狙うブラジルは強かった。
マラドーナが理想主義者かは別にして、
ドゥンガは間違いなく現実主義者であろう。
少なくとも昨日のロサリオでのアルゼンチン戦は
完全にリアリストに徹した。
その現実主義者は冷静に結果を追い求め、
冷徹なまでに“理想”を手に入れた。
果たして“神様”マラドーナの行く末は。。。
