斉藤由貴「卒業」と夕やけニャンニャン
名曲「卒業」は1985年2月21日にキャニオンレコードから発売された斉藤由貴ちゃん(1984年『第3回ミスマガジン』グランプリ)のデビューシングル。作詞松本隆・作曲故筒美京平の名コンビによる傑作のひとつです。
発売前、1984年から出演していた明星食品「青春という名のラーメン」CMのイメージソングに決定すると、担当ディレクター長岡和弘氏は作詞・作曲を名コンビに依頼。編曲にはキーボード奏者でアレンジャーの武部聡(武部聡志)を起用しました。
長岡氏は制作にあたり、由貴ちゃんがオーディションで歌った「夏の扉」「SWEET MEMORIES」(松田聖子)、「時をかける少女」(原田知世)、「待つわ」(あみん)、「悪女」(中島みゆき)の録音を松本・筒美両氏に聴かせると、あみんの「待つわ」が心に響いたと一致。先に歌詞を書き、そこにメロディーを付ける(詞先)で制作されました。
切ない歌詞と曲は皆さんのご承知の通り。聴いた者の心に深く刻みこまれていることでしょう。
なお発売時、レコードジャケットには全身ピンナップが付けられました。同時期には菊池桃子・尾崎豊・倉沢淳美も同じ名前(曲は別)の「卒業」という曲をリリースしています。
当時、拙者は大学生でしたが、なんともう35年前のことになるのですね。
翌年リリースされる「悲しみよこんにちは」が大好きで、今でも口ずさんでおります。
そしてこれは必ず触れておきたい。
リリース直後の1985年2月23日にフジテレビで「オールナイトフジ女子高生スペシャル」が放映され、司会を斉藤由貴ちゃんと、とんねるずのお気に入りの真璃子ちゃん(お二人とも現役です)が務め、当然曲を披露しました。斉藤由貴ちゃんの初TV生出演説があります。
番組内の「美少女コンテスト」で国生さゆりちゃんが優勝。4月1日に17時から生放送の「夕焼けニャンニャン」がスタートしました。
「スペシャル」に出演したメンバーで「おニャン子クラブ」が結成され、夕方に毎日出演してたちまち人気者になるのですが、開始まもなく喫煙スキャンダルが発覚し、メンバーが欠けてしまいました。
拙者は「スペシャル」を録画していましたが、ベータだったため見られないので処分してしまいました。涙
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