昔から 一見で苦手かもと思う癖がある


今日は 苦手意識の強かった自閉症の 女の子


その子も 中々心を開かず 苦手な人や場所は耳を塞ぐ行為をする


関わる事がなかった

今日は 仕事の関係で関わることに

最初部屋に入ってきた時は耳を塞いでた

お互いに苦手だと思ったのかもしれない

暫くすると直ぐに耳から手を離した


仕事の内容を伝えると

1度話しただけで黙々と始めだした

オウム返しする事の多い子が多く

その子も然り


仕事の手際はよい

〇〇ちゃん 上手に出来てるね

と言うと

〇〇ちゃん 上手ね~

と 見かけるときはいつも真顔か動き回って奇声を発する時


こんなにも落ち着いて仕事をしてるのが想像できなかった

担当の職員が この子は出来る子なんですと


確かに仕事は丁寧且つ迅速

一緒に作業をしていくうちに打ち解けてくれた

次は何をする?

職員が驚いてた


こんな事滅多にないんですよと・・・

そして午前中1時間強一緒に作業してたら

笑顔が出てきた

可愛い  

この子こんな顔して笑うんだと

この子もいつスイッチが入るか解らない子

1時間の間に主任と施設長が見に来てた


満面の笑み

2人とも驚いてた


作業終了後 部屋に帰る時

ハイタッチしてくれた爆笑


誠実に向き合えば相手も心開いてくれる

苦手意識は捨てないといけないと思った瞬間でした

あまり話すことは出来ない子だけれど

言葉に出来ない代わりに

感情のコントロールをするために奇声を発したり走り回ったりしてるんだろうと


次会うとき

耳塞がないで欲しいなと願う日でした


色んな症状の子がいる中で

作業楽しいと思って貰えたら

それが1番だと


好きで病気を持って産まれてきたわけでない

個々にどのように向き合っていけばいいか

日々勉強だと思いました


明日も笑顔が見られるといいなと