おはようございます

有限会社から株式会社に組織変更したきっかけは、某大手ホテルに営業をかけた時、担当者から有限会社とは取引をしない
と差別を受けたからです

当時は会社法が変わり、有限会社は今後作れないとのことだったので、そのままにしておこうかと考えいた時期でしたが、この担当者の一言がきっかけとなり、株式会社に組織変更をしました

今思うと、株式会社に変更して良かったと思っています。なぜなら、人も採用しやすくなったし、売上もUPしました

私自身、有限会社も株式会社も大した差はないと考えていますが、株式会社で資本金が100万程度のところは正直、どのような事業をしているのか不思議になります

100万程度の資本金は1年も持たないと考えています。材料を購入しない業態や自分ひとりでも出来る仕事ならわかりますが、人を雇い仕入れを行うと100万なってあっという間になくなってしまいます

とりあえずやってみよう!ということには私は賛成ですが、自分が戦おうとする市場をどれだけ、自分が肌で感じているかが私は経営者として必要不可欠な要素だと思っています
まず経営者が直感的に危機を感じないと誰が感じるのでしょうか?危機をいち早く察して回避するのが経営者の仕事でもあります

先日妻よりベンチャーの50%は数年でなくなる、という話を聞きました
私は上記の理由のとおり、自分が全く知らない業界に、面白そうだからとかいう理由で入るからだと思います
当たり前ですが、既存の業界には先駆者がおり、まだない業界は、リスクが高いです

経営はローリスク、ハイリターンがもっとです、ローリスクハイターンだと一見聞こえはいいですが、毎回このハイリスクハイリターンをとるのは経営者としては疑問を覚えます

経営者は会社を存続させることが最大の使命だからです

私自身何度も経営を諦めかけたこともありました、おそらく全く知らない業界なら潰れていたでしょう
印刷通販もベースは印刷です、低価格で売る業界ですが、業界を知っているからこそ、利益を出せる仕組みが分かります