おはようございます

さてさて、事業もある程度うまくいっているようで、そろそろ人を採用しようかと
思う時期に差し掛かるときは必ずあります
人を採用する時のお金の目安について今回メインに書いていきます

事業をする上では必ず雇用してください
というのが私の結論です

一人で行うことには限界があります
*資金繰り
*営業活動
*将来への活動
が社長の主な仕事になりますが、これを1ヶ月に分けて考えてみると
月末から月初が資金繰り(支払・入金チェック・請求書発行)3日ほど
あと月に4回休むとして、営業ができるのは23日間
23日を100%有意義に使えるかというと、難しいです
既存客への対応・クレーム対応・打ち合わせ・交流会への参加・プライベート・other
おそらく23日のほとんどを既存客への営業活動で終わってしまうのではないでしょうか?
既存客の売上を伸ばすより大切な、将来への営業活動が出来にくくなります

既存客からの仕事も増え、人を採用する時にお金で気をつけるのが
「採用しようとする人の経費の50%程度を、新しい仕事でまかなう事ができるか?」
ということです

資金に余裕があれば、あまり考えなくてもいいことですが
資金も人も少ない人にとっては、重要なポイントになります

これを無視して、将来うまくいく!という感覚でやってしまうと
自分の首を絞めてしまいます

人を辞めさせるのには大変な労力が必要だからです
日本の法律は、雇用者を守るためにがっちり組まれており、極端に言うと、社長は従業員のために働いてもらう
法律になっています
ハローワーク等の相談窓口に雇用者が相談に行かれると、社長は90%の確率で負けますね
顧問弁護士や労務士を雇い、就業規則を作り備えておくことをお勧めします

人を雇い、辞められの繰り返しがあり、人間不信に陥ることもあります
自分の時間も使い、お金も使い、最後に自分の都合を押し付けられ辞めていかれる
これが数回繰り返されると、嫌でも人を信じにくくなりますよ
これを乗り越える時期はおそらく20人以上の規模になると一旦は収まります
先にも書いたように、企業を成長させるには従業員の成長が必要不可欠だからです
そのために努力する過程で、人を信じる力も養われます
100人、200人になるとまた違うのでしょうが・・・

これは私の経験です、5人程度の雇用までは本当に人で苦労します
1)まともな人が面接に来ない(紹介は別)
2)採用しても能力が劣りすぎ、稼げない
3)自分のやり方を変えない人が多い
4)残業代、有給はしっかりとり、さらに自分の都合を優先させる
(労働時間・休みの日・前の会社でやっていた制度等)
まぁ1ヶ月のうち、人のことで10日ほどは取られると思った方がいいですね

これには大きな原因があります
社長の好き嫌いや経験で人を採用するから、本当にいい人が採用できないのです

私がいま実践していること
1)業界水準より少し高めの給料を支給する
2)面接を最低3回以上(採用までに2ヶ月程度)
3)採用基準・テスト基準を設けた
4)テストの結果を人事担当者、管理職も入れ検討する

当たり前のことかもしれませんが、これが出来ていないと、採用はできますが
成長する雇用ではないので、現状維持がいいところだと思います

企業は人財(人罪)とはよく言ったものですね^^
人を人財、人罪にするのも社長次第、
採用に気をつける、社内環境をよくする(いくらいい人もで環境に汚染されます)
これに限ると今は思いますね

では 次は有限会社から株式会社への組織変更を決意したきっかけをお伝えします^^