おはようです。

フランソワの弟分のギムリです。

2月に入り、陽差しが春めいてきました。

なんだかワクワクします。

まるで長いトンネルを抜け出る気分。

出口はもう間もなく、

       見えてきています。

 

 

今回は、クエスト765

「大空の向こう側で」ギムリの体験を

紹介させてね。

 

神都フォーリオン 転生の園

クビトーが、ユーライザのことで話があると言う。

なんだろう?

「先日ユーライザが具合が悪いと訴えてきた。

問題なさそうだったが……

帰りがけ、彼女の頭上に ぼんやりと

青白く光る輪が浮かんで…消えた。

(光輪?)

具合が悪いのと、関係があるのかもしれない。」

「彼女の様子を、見てきてくれないか?」

ギムリはクビトーからクエストを受けた。

 

神都フォーリオン 天使姉妹宅

 

 

ギムリは、クビトーからユーライザが具合悪いと聞いたと、伝えたが

ユーライザは否定した。

それでギムリは、強めに問い詰めた。

ユーライザはやっと、正直に話す気になったようだが、

秘伝の間の神化の工房まで

来て欲しいと言う。

 

神化の工房

ユーライザは魔眼の月で神化した時の姿になっていたよォ。

ユーライザ

「じつは、ジア・クトとの戦いが終わってから、

ふとした瞬間に自分が自分でなくなる…

そんな感覚に陥ることが、ありまして…

おかしなことを言うようですが、

私自身、身に覚えのない あなたとの

さまざまな思い出が、よみがえるのです。」

 

まるで頭の中に、他者の記憶があるようです。」

その時にユーライザの姿が、

こんな風に神化した時の姿になると

ユーライザは言います。

 

ギムリは神話の時代に行ったときに、

ユーライザにそっくりな天使長レクタリスに出会ったことを話した。

 

そして今ユーライザが話した通りの冒険を

レクタリスとしたことを明かした。

ユーライザ

「なんてことでしょう。

そういえば、神剣レクタリスの名を聞くたびに、

不思議と懐かしい気持ちになっていたのです。」

ひょっとすると、

天使長レクタリスとは、

      私の前世なのでは?

 

「ああ……少しずつ ハッキリしてくる。

レクタリスは、人をおしんでいた。

あなたを守りたいと、切に願っていた。」

 

儀式を終え、命尽き果てても悔いはなかった。

でも、もしも かなうなら……。

 

「ギムリ お願いがあります。

神話の時代に向かい、

レクタリスの未練を晴らしていただけないでしょうか?」

 

ギムリはユーライザから、レクタリスの感謝が込めらた

”創世のチカラの結晶”を受け取った。

ユーライザ

「それを神話の時代の神座にいるエルドナ神に

届けてほしいのです。」

 

神話の時代の 神座

 

ギムリはエルドナ神に、

      想いの結晶をあずけた。

 

エルドナ神

「ええ…わかるわ。

レクタの想いが 私への感謝の言葉が

……全身を駆け巡ります。」

「私は悔いていたの。

どんなに知恵を絞っても、私のチカラではレクタの命を

救うことが できなかった。」

「本当は 

生きながらえたかったでしょう。」

「『ありがとうエルドナ』って聞こえる。

こちらこそ、ありがとうなのだわ。」

エルドナ神は、想いの結晶をギムリに返した。

エルドナ神

「今度はこの結晶を、

星羅の天宮にいるア二エルに届けてください。」

 

星羅の天宮

ギムリはア二エルに、

      想いの結晶を渡した。

 

 

ア二エル

「凛としたあたたかな、天使長のお言葉が

やさしく響いてきます。」

 

 

「私はずっと罪悪感をいだいていました。

天使長を慕い 支えると言いながら結局は頼りきって、

あの方を孤独にしてしまった。

 

それなのに、この結晶から天使長の

『そばにいてくれて ありがとう』という

感謝の言葉ばかり あふれてきて。」

 

ア二エル

「どうかこの結晶を、

天使の墓所にいるピアラトまで

      届けてもらえませんか?」

 

 

天使の墓所

 

ピアラト

「結晶から天使長の想いが

          伝わってきます。

混沌で命を落とした兵士たちへの謝罪。

それ以上に深い感謝の気持ちが……。」

 

 

ピアラト

「天使長の想い、確かに受け取りました。

届けてくださって ありがとうございました。」

 

ギムリはユーライザの元へと、戻りました。

 

ユーライザ

「神話の時代の皆の様子を

      聞かせてくれませんか?」

 

ギムリは、レクタリスの感謝に

人々もまた、感謝していたと

ユーライザに伝えた。

「ア二エルをはじめ、神都の天使達には

本当にお世話になった。」

エッ……? あなたは?

レクタリス

「そうだよギムリ。

ぼくはユーライザじゃない。

きみの知っているレクタリスなんだ。」

「ユーライザが

自分の前世はレクタリスだと自覚した瞬間から、意識が入れ替わってたんだ。

 

たしかに並外れた能力は手に入るけれど

このままだと ぼくがユーライザの意識を

乗っ取ってしまうかもしれない。」

 

「そんなことは、決して許されない。

だからぼくが 彼女の神化を解くよ。」

「その前にあと一つだけ、

心残りだったことがあるんだ。

ギムリ、一緒に飛んでくれないか?

この未来の空を……。」

 

 

 

レクタリスとギムリは

アストルティアの空の旅を終え、フォーリオンへと戻った。

 

 

レクタリス

「神具創成の儀で、ぼくが捧げた命が

この空につながっていると思うと

本当に 本当に誇らしい気持ちになるよ。」

 

 

「これから

ユーライザの魂に刻まれている

レクタリスの記憶を、すべて 消し去ろう。」

 

ぼくにありがとうをくれた

大好きなギムリ…。

そう言ってレクタリスは消えていった

 

そして、ユーライザが戻ってきた。

 

ユーライザ

「いつの間にか、

かたわらに落ちていたこちらは 

あなたが持っているべきもの。」

そう言って、ユーライザはギムリに

何かを渡した。

ギムリは、”神剣レクタリス”を

手に入れた!

 

さっそく聖天の大剣をドレスアップ

したよ。ウインク

        

レクタリス、君と一緒に今の時代で、

ジア・レド・ゲノス 

ジア・メルド・ゲノスを討伐できたことは

、ボクの一生の宝物だよ。(ギムリ)

 

ありがとう!!!レクタリス……。

 

 

 

<レクタリスとの空の旅の思い出>