昨日から実家に帰っておりまして。
ふと思ったこと…ちょっと暗いことも書きます。
音楽と関係ないので、読みたくない人はスルーでお願いします。
父親が末期の肺がんで…ってことは、たまーにブログにも書いていたと思うのですが、今まで効いていた抗がん剤が、効かなくなってきたらしく。
年末、ある企業の治験に登録してきました。
以前は髪の毛が抜ける、吐き気がするなどの副作用がほとんどなくて、ちょっと痩せたかな?くらいだったんですが。
今回はそうもいかず、すっかり髪の毛がなくなってしまって、見た目が別人のように変わってしまいました。
食欲はあるみたいで、顔色も良く、元気は元気なんですけどね。
末期がんであることが判明したばかりの頃、それは当然のことだと思うけれど、父親はすごく気持ちが不安定になっていて。
母親は当時、パートとかで家にいないことが多かったから、私は家にいる間、父親と2人きり。
テレビをつけて誤魔化したりもしたけど、ずーーっと…暗い会話ばかりでした。
私自身も支える余裕がなくなって、だんだん精神的に追い詰められていって。
その後、母親がパートを辞めることになり。
私がぼそっと
「一人暮らししたいなぁ…」
と呟いたら、
「すればいいじゃない」
との母親のプッシュがあり、そこから、あれよあれよと一人暮らしする運びとなりました。
でもこの2年半、本当にあの時、家を出てよかったのか…
父親が大変な時に、少しでもそばにいてあげたほうが良かったんじゃないのか?
と思い続けていました。
私の両親は、
「お互いに結婚する人がいなかったから、仕方なくお見合い結婚した」
という。
このふたり、よく結婚したな…って私は昔からよく思っていて。
私が実家を出ることで、夫婦の仲は冷めてしまうんじゃないかと、ちょっと心配していたんだけど。
でも。
やっぱり30年、夫婦をやってきただけあって。
「このあいだ、ふたりで動物園に行ってきたんだよ」とのことで。
思い出話を聞いたりとか。
昔、撮ったビデオを電気屋さんに頼んで、DVDにしてもらったらしく、私が1才の時の映像を観たんだけど。
意外と仲睦まじい一面が見れたりして。
両親に対して、後ろめたく感じていたものが軽くなったし。
私が思っていたより、ちゃんと夫婦なんだなあと、なんだかホッとしました。笑
思いついたまま書いているので、何が言いたいのかぐちゃぐちゃですね。
すみません。
がんだけじゃなく、誰かを支えるのって本当に大変だと思う…。
私はいつも支えてもらってばかりで。
もっとたくさんのものを守れるような、大きな器になりたいなあって。
そんなことを、ふと思ったのでした。