今日は美容院に行ってきました。
具体的にはリタッチとカラーとカットです。
今回行く美容院は初めての場所。
僕は朝11時に某美容院を予約しており、方向音痴のため、迷子にならぬよう、9時に出ました。(某美容院があるのは電車で約20分)
もちろんそこまで激しく迷うとは思っていません。
早めに行くのは、美容院を発見してから、近くの喫茶店で優雅に朝食をとるためだ。
時刻は9時45分。某美容院を発見し、近くの喫茶店へ。
余談だが、僕は美容院がとても苦手である。
見知らぬ方と二人だけの時間…
無駄に気ぃ使いの僕は、もしその人と会話が盛り上がらなかったらと考えただけで軽く吐きそうになります。
なので、優雅な喫茶店は一変して憂鬱な喫茶店に変わるのである。
時刻は10時45分。
行かなくては。
緊張感を踏み潰すように、俺は一歩、また一歩と美容院に向かう。
美容院はビルの三階。
通りに面していてガラス張りの店内が外から見える。
スタッフは計四人確認できた。
男性二人、女性二人。
「はぁ…」
思わずため息が漏れる。
俺は、特に美容院では女性に髪を切られるのは苦手だ。
何よりも会話に気を使う。
そしてあっちも気を使う。
それが見て取れてさらに気を使う。
さらに気を使う俺を見てあっちもさらに気を使う。
そのさらに気を使うあっちを見て…
みたいな無限ループを繰り広げてしまう。
出来れば男性のスタッフで…!
どうか!!
そう願い、俺はエレベーターに乗り込んだ。
数秒後、三階に着く。
ドアが開くと同時、男性スタッフが俺に近づいた。
「いらっしゃいませ」
男性スタッフは、すらっと身長が高く、かんじがいい。
(おー…カリスマっぽい…)
俺は予約したことを彼に告げ、アンケートに答える。
鏡の前に座らされたのは11時ちょうどだった。
サービスで飲み物を聞かれ、俺はカフェラテホットを注文。
カフェラテはすぐに出てきて、共に雑誌を渡される。
俺はボーっと雑誌を品定めすること約10分。
カリスマがやってきた。
「今日はイメージの写真をお持ちになられたということで…」
「あ、はい」
写真を見せ、細かく髪型や色の相談を1、2分。
カリスマは準備しますのでと、奥に消える。
数秒後、女性スタッフがやってくる。
「今日はどんな感じですか?」
「…え?…あ、今…」
「え?今日はどんなイメージで…?」
いや、今カリスマと話したんですが…
あとアンケートにも書いたし!
するとカリスマがやってきて、女性スタッフになにか耳打ち。
女性スタッフは姿を消し、カリスマがカラー剤をこねこね。
再び女性スタッフが戻ってくる。
「では、ブリーチしていきますね」
「…はい」
カリスマがやるんちゃうんかーい!!!
あまりに唐突な裏切りにツッコミを入れそうになりながらも、堪える。
ちなみに先ほどのアンケートには当店利用回数や、今回の髪型、散髪中の過ごし方などのアンケートだった。
過ごし方についての質問は、おおよそ次の通りだ。
1,静かに雑誌などを楽しむ
2,スタッフとの会話を楽しむ
俺が選んだのは2番だ。
何故なら気ぃ使いだからだ。
興味のない雑誌を読んでいるふりをし続け、黙々と自分の髪を切らせるというのは気ぃ使いの俺には出来ない。
女性スタッフ「ブリーチはしみませんか?」
俺「あー、はい、大丈夫です」
女性スタッフ「しみてきたら言ってくださいね」
俺「はい」
……………
………………
……………………
や、やばい…早くも会話が…
女性スタッフ「よくブリーチされるんですか?」
俺「あー、そうですね、たまにそういう時期がきます」
女性スタッフ「へぇー」
……………………
…………………
……………
おいー!!
盛り上げろ会話を!!
仕事やろがー!!
………………
…………………
……………………
沈黙なげーよ!!
アンケート読みました!!?
スタッフとの会話を楽しみたいんですけどー!
俺はすでに変な汗をかき始めた。
カリスマー!帰ってきてぇー!!!
数分の沈黙後、足音が。
(カリスマきたー!!)
女性スタッフ2「失礼します。反対側塗っていきますね」
俺「…はい」
また知らん人来たー!!
女性スタッフ「ちょっと失礼します」
俺「はい…」
まさかのチェンジー!?
ただでさえ話すの苦手なのにそんな入れ替わり立ち替わり対応できるか!!
つーかなんで俺が対応する側!?
てか結局ほとんど誰とも会話楽しんでないし!
そんな難も、女性スタッフ2はすんなり取り返してくれる。
女性スタッフ2は、実に気さくで、弾丸トーク。
女性スタッフ2「私、〇〇に住んでまして、しょっちゅう〇〇に行くんですよー!」
俺「あ、僕もよく行きますよ。眺めいいですよね」
女性スタッフ2「本当ですかぁ!?でもお客さんそんな頭で行ったらうきません?私も前に赤にしてた時にーーーー
と、とにかく話し続けてくれ、俺は実にリラックス。
あっという間にブリーチが終わり、シャンプーに移る。
と、今日はここまで。
やたら長くなってしまった。
しかし、事件はここから起こる。
女性スタッフが巻き起こす粗相の数々をお楽しみに!