サラリーマン川柳に、「社宅では、犬にも順位ついている」

という作品がありました。

課長んちの犬、係長んちの犬とか。


会社は、一応大企業だったので、学歴による差は大きく、昇進の速さをJRの電車に例えれば、大卒は「新快速」、高卒は「普通」くらいの差がありました。


高卒の社員が、定時制の大学に通って、卒業しても、大学卒と同等とは認めてもらえませんでした。

親のスネをかじって、大学を出た人より、働きながら5年もかかって卒業した人の方が、よほど大変で、立派だと思うのに。

もし、同等と認めれば、やる気のある高卒社員は頑張るし、能力とやる気の無い大卒社員は、安穏としていられなくなり、会社にとっても、プラスになると思いましたが、労働組合の婦人委員長程度の女子社員の意見は、無視されました。

上のポストにいる人達は、みな大学や大学院卒なので、既得権をおびやかすような改革はしないのかなと思いました。


職場は、女子社員が少なかったので、おじさん達に可愛がってもらっていましたが、中卒の人達はみなとても優しくて、大好きでした。

大卒の人達は、理科系出身者がほとんど
で、魅力ある人、無い人、いろんな人がいました。


彼等が係長に昇進するのは、32歳くらいで、ほとんど同時にでしたが、その後課長になる時は、差がつきました。


能力と、運(上が詰まってないか?仕事内容が上向きか?)によると思われました。

社宅では、ご主人が同期入社の場合は、奥さん同士で、どちらが先に課長になるか?密かに競争心が働いていたようです。

同じ年の子供がいると、学校の成績や高校の進学先でも、「勝ちたい」人が多かったようです。


だから、社宅住まいの子供が多い地元の小学校でも、子供達を競争させていると感じました。


息子が小学校二年生の時、「九々」をどこまで覚えたか?先生の前で、覚えた段を言って、きちんと言えれば、壁に貼られたクラス全員の名前の一覧表の自分の名前の所にシールを貼れました。


営業マンの売り上げ成績を張り出すように。


負けず嫌いな性格の子は、頑張ると思いますが、息子は一人っ子だったせいか、のんびりしていて、マイペースでした。