一昨日の新聞に、心にグッと迫る写真がありました。
「未来への手紙プロジェクト」ということで、お父さん、お母さん、お姉ちゃん誰でもから、赤ちゃんへの手紙を募集している記事でした。
この写真は、「授乳フォト」写真家多田直子さんの作品です。
私が息子に授乳していた時も、息子はこんな目で、まっすぐに、じーっと私を見つめていました。
澄んだ綺麗な目でした。
一生懸命、おっぱいを吸いながら、この人が僕のお腹を満たしてくれてるんだと確認しているようでした。
私は、「美味しい? いっぱい飲んで、大きくなってね」と話しかけながら、授乳していました。
出産後、病院で真夜中に授乳している時は、世界中に二人だけで取り残されたような気がしました。
あいにく、母乳の出があまりよくなくて、ミルクに変えたので、授乳したのは短い間でしたが、ミルクを飲む時も、こんな目で見つめていたと思います。
一生懸命飲むので、暑い季節には、おでこに汗が吹き出してきたこともありました。
お腹にはミルクを、心には愛情をいっぱい満たしてあげる気持ちでした。
夫に哺乳瓶でミルクを飲ませてもらっていた時、お腹がふくれてくると、飲むのを止めて、ニコーッと笑うようになり、「笑わなくていいから、ミルク飲みなさい」と言われていました。
ホントに可愛いかったあの子は、すくすく育って、飛び立って行ってしまいました。
たまに帰って来ますが。
思い出すと、涙が出そうなキラキラした時間でした。
