生まれ育った名古屋から、結婚して夫の会社の滋賀にある社宅に住み始めた時、近所の奥さん達と話して、「行かはります?」とか「〇〇しはりますか?」等とたずねられ、あぁ、大阪弁って、敬語が自然に言えて、いいなぁと思ったのです。

名古屋弁だと「行きゃぁす?」になります(^_^;)。


実家は、父と祖母が東京育ちで、母が信州なので、名古屋弁はほとんど話さず、友達や近所の人達が話すのを聞いて、あまり綺麗な響きの言葉じゃないな~と思っていました。

「ミャー、ミャー言ってる」等と、他の地方の人達にバカにされているようだし、笑いは取れそうですが、アカ抜けなくて、イマイチ自慢出来ない方言に感じまです。


高校受験の時、父が受験会場まで友人達も乗せて行ってくれたのですが、「〇ちゃんのお父さん、言葉が綺麗!」と驚いていた子がいました。

父は怒ると「バカものッ!」と怒鳴りますが、名古屋弁だと、「タワケッ!」となります。

歴史ドラマで、織田信長が家臣を叱りつける時に、「タワケ者ッ!」と怒鳴っていますね。

「田んぼ」を分けるのは、バカなことだというのが語源だそうです。


名古屋の友人達とお喋りしていて、彼女達の名古屋弁を聞くと、懐かしい気がしますし、名古屋で、レストランに入り、満席で待っている時、先に来ていたお客さんが並んだ椅子を指差して、「ここ、空いとるで、すわりゃ~」と連れの人に言うのを聞いた時も。

以前、長浜市内をブラブラしていて、和服地で作った服や雑貨のお店を見ていたら、おばさん四人くらいのグループが入って来て、鏡の前で服を合わせ、他の人が「ええがね。ええがね。よう似合っとるがね~」と言っているのを聞いて、あぁ名古屋から来た人達だ~と親しみを感じたのでした。


大阪の営業マンは、「おはようございます」も、「こんにちは」も、「こんばんは」も、全部「まいど!」一言で済むと聞きました。


生協の委員会の時、遅れて入って来た若いお母さんが、席の後ろを通る時、「ごめんやっしゃ~」と言っていたのが、おもしろかったですし、吉本新喜劇の末成由美さんが「ごめんやして、おくれやして」と言うのも、おかしいです。

末成さんは、滋賀出身だそうですが。


息子が小学生の時、「こんばんワイン」と共にマネして、近所のお母さん達にウケていました。


大阪弁の恋愛小説を書いている田辺聖子さんは、国会答弁も大阪弁でして欲しいと書いていました。

ソフトになって、いいと思いますし、辻元清美議員に、是非どんどんやって欲しいです。


河村名古屋市長が、国会議員時代、インタビューには名古屋弁で答えていたと思います。なんとなく親しみが湧きました。


朝のNHKドラマ「あまちゃん」で、主人公のアキちゃんがナマってるのも、可愛いです。

「じぇ、じぇ」が今年の「流行語大賞」になるかもしれません。


方言をからかったりすることなく、地方の特色ある言葉として、大切にしたいと思いました。