昨日の夕刊「読書日記」で、上野千鶴子さんが、橋下氏の米軍沖縄司令官への発言について述べ、「まったく相手にされない状況に直面して、日米の文化の違いにその理由を帰した。
「それなら、『兵士に買春が必要だ』ということを、『日本の常識』として世界に示したことになる。
その後、発言を撤回、わびたとしても公党の代表として恥さらしというほかない」と書いていました。
橋下発言の背景がよくわかる本として、
「さいごの色街飛田」井上理津子著
「彼女たちの売春(ワリキリ)」荻上チキ著
「アダチャ稼業(今井COCO著)」
の3冊を紹介していました。
「飛田」では、1957年の「売春防止法」施行後も、「風俗営業」の名のもとに、公然たる管理売春が行われているとありました。
橋下氏は、「飛田新地料理組合」の顧問弁護士をしていたことがあり、組合の幹部によれば、「男に、必ず“はけ口”が要るのは今も昔も同じ」という。
「これが橋下発言の背後にある『常識』なのか。
『売防法』以前の『常識』、今日では非常識である。」
井上さんによれば「好きでこの仕事をやっている」はありえない。
~略~
湯浅誠のいう「五重の排除=教育からの排除、家族からの排除、福祉からの排除、企業からの排除、自分自身からの排除ーの結果、売春にたどりついている。
出身家庭の過酷さ、
学歴の低さ、社会経験の少なさから、彼女達は相談窓口の存在さえ知らず、相談することすら思いつかない。どちらもシングルマザー率の高さは驚くほどだ。
昔も今も、女は必要があって稼ぐ、そして稼ぎのいい仕事は風俗しかない。カネと引き換えとワリキらない限り、誰がこんな仕事をすすんでするだろうか。
荻上さんは、一昔まえの「自己決定型売春」は過去のものとなり、新しい貧困が売春の供給源になっているという。
今井さんの「アダチャ稼業」は、メディアの革新に伴って生まれた新手の性風俗が書かれ、アダチャ嬢の中には、風俗で客からHIVを感染させられて、本番がアウトになった女性達もいると聞いて、震撼した。
この女性達に、政治も社会も手を差しのべることはないのだろうか。
と上野千鶴子さんは書いています。
「それなら、『兵士に買春が必要だ』ということを、『日本の常識』として世界に示したことになる。
その後、発言を撤回、わびたとしても公党の代表として恥さらしというほかない」と書いていました。
橋下発言の背景がよくわかる本として、
「さいごの色街飛田」井上理津子著
「彼女たちの売春(ワリキリ)」荻上チキ著
「アダチャ稼業(今井COCO著)」
の3冊を紹介していました。
「飛田」では、1957年の「売春防止法」施行後も、「風俗営業」の名のもとに、公然たる管理売春が行われているとありました。
橋下氏は、「飛田新地料理組合」の顧問弁護士をしていたことがあり、組合の幹部によれば、「男に、必ず“はけ口”が要るのは今も昔も同じ」という。
「これが橋下発言の背後にある『常識』なのか。
『売防法』以前の『常識』、今日では非常識である。」
井上さんによれば「好きでこの仕事をやっている」はありえない。
~略~
湯浅誠のいう「五重の排除=教育からの排除、家族からの排除、福祉からの排除、企業からの排除、自分自身からの排除ーの結果、売春にたどりついている。
出身家庭の過酷さ、
学歴の低さ、社会経験の少なさから、彼女達は相談窓口の存在さえ知らず、相談することすら思いつかない。どちらもシングルマザー率の高さは驚くほどだ。
昔も今も、女は必要があって稼ぐ、そして稼ぎのいい仕事は風俗しかない。カネと引き換えとワリキらない限り、誰がこんな仕事をすすんでするだろうか。
荻上さんは、一昔まえの「自己決定型売春」は過去のものとなり、新しい貧困が売春の供給源になっているという。
今井さんの「アダチャ稼業」は、メディアの革新に伴って生まれた新手の性風俗が書かれ、アダチャ嬢の中には、風俗で客からHIVを感染させられて、本番がアウトになった女性達もいると聞いて、震撼した。
この女性達に、政治も社会も手を差しのべることはないのだろうか。
と上野千鶴子さんは書いています。