今夜放送された「和風総本家スペシャル世界で発見!メードインジャパン~職人の技」を見て、感動しました。


世界各国で、愛され、使われている日本の製品に注目し、それを愛用する人達が気に入っている理由、大切に使っている様子を取材し、日本でそれを作り出した会社や人達に知らせ、その映像を見てもらうという番組です。

以前、この番組を見て、綺麗な色だなと思っていた「野呂英作」というブランドの段染め手編み糸が、愛知県一宮市の工場で作られていること、色を決め、染める人達のこだわりを初めて知りました。


今回は、ガラスの食器と、白い陶器、「方位磁石」と「金切りハサミ」でした。


ガラス食器は、アメリカで、あまり凝ったデザインが無かった30年前から、黒くて薄いガラスのグラスやコップ類に魅せられた男性が、コレクションしていたり、庭のテーブルでこの会社のグラスでジュースを飲むのが楽しみで、いつか日本に行って、作っているところを見てみたいにと語るご夫婦が紹介されました。

それらを作っていたのは、千葉の「スガハラ」という会社で、社長や職人さん達が、アメリカで愛用してくれている人達の映像を見て、「うれしいね~」と涙を流していました。


ドバイでは、高級ホテルで日本製の白くて薄手の陶器のコーヒーセットが愛用されていましたが、これは“ニッコー”製だそうで、家にもコーヒーカップが1個だけあります。


方位磁石は、イスラム教徒の人達が、一日5回メッカの方角を向いて礼拝する時、自分が居る都市をセットすれば、メッカの方角を針が示すという物で、日本のメーカーが、針の支点に摩耗が少ないガラスを使って作っているそうです。

30年使い続け、外箱まで大切に取ってある人を見て、メーカーの社長も喜んでいました。


金切りハサミは、ドイツでパイプオルガン製作職人がパイプを切るのに使われていて、素晴らしい切れ味に、作ってくれた人に感謝していると言っていました。

作った職人さんは、90歳で、後継者がなく、数年前に廃業してしまったそうですが、ドイツで愛用され、大切に使われて、感謝されている映像を見て、とてもうれしそうでした。

廃業してしまったけれど、また作りたい気がするくらいだと言っていました。


技術を磨き、心を込めて良い品物を作れば、喜ばれ、愛されて、大切にされる、その気持ちは、お金では計れないと思いました。