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今日の新聞の「悼む」欄に、昨年末89歳で亡くなられたベアテさんのことが、写真入りで載っていました。


彼女のことは、前に紹介しましたが、写真も追加します。

初めて顔を見たという人も多いと思いますが、豊かな優しい笑顔で、「母親大会」で講演された時の姿を思い出します。


来日されたのは、2008年だったそうで、直接お話を聴けてホントに良かったと思いました。


戦後60年の特集取材で、ベアテさんをニューヨークのご自宅に訪ねた記者が、この欄を書いています。

→1946年2月、部屋に充満した煙草の煙、鳴り響くタイプライターの音、連日の缶詰の食事。

「人権の条項を草案してくれ」とケーディス民政局次長から指示されたベアテさんは、後に「日本国憲法」第1章「天皇」を起草したリチャード・プール氏と戦後日本の一角で時間を共有した。

ベアテさんの死は、GHQ内の憲法起草の議論を知る語り部が一人もいなくなったことを意味する。


「眠気など感じる時間もなかった」。
1週間以上にわたる徹夜の作業を屈託のない笑いで表現した。

任せられた女性の権利について「男女平等」の理念(24条)は認められたが、草案にあった妊婦と乳児への国の支援など社会福祉に関する条項は削除された。


日本の女性のためにと戦った22歳の女性は、失望し、怒り,泣いた。

「でも、ケーディスさんは、私が彼の肩に顔をうずめて泣いたって言うけど、それは覚えていないの」と微笑んだ。


08年に来日した際、各地で講演し、憲法制定過程などの話をした。

戦争放棄を定めた憲法9条を含めて日本国内の憲法改正の動きを批判し、「こんなすばらしい憲法こそ、世界中に広めるべきだ」と説いて回った。


戦後日本の礎を間違いなく築いた人だった。←

と、書かれていました。


ベアテさんが書いてくれた憲法24条って、ぼんやりとは覚えていましたが、きちんと読んでおこうと思いました。


短大の時、「六法全書」を買わされ、少しだけ使いましたが、本棚の奥から取り出すのも面倒なので、数年前、生協での平和活動用に日本各地のお国言葉で憲法9条を表現した本を買ったっけと思い出して、捜しました。

ありました!「全国お郷ことば・憲法9条」という本で、市原悦子さんや樫山文枝さん達が朗読するCD付きでした。

9条だけでなく、やはり憲法全文が載っていました。

第24条は、

「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」

以上でした。


ベアテさんが心血を注いで作って下さった条文です。

ありがとうございました。ご冥福を祈ります。

合掌。