また、学校で若い命が失われてしまいました。


関西のニュース番組の解説によれば、「大阪市立桜宮高校」は、普通科と体育科だけの学校で、体育科に入学したら必ず部活動をしなくてはならないそうです。


試合で勝って、好成績をあげるために、強いチームであり続けるために、監督の体罰を副部長や他の先生達も黙認していたのではないでしょうか?


体罰が原因で三ヶ月の停職処分を受けたバレー部の監督が、復職後、また体罰を与えたことを秘密にしていた校長は、「まだ30代の若い教師だったから、(再発で、重い処分となるといけないと思い)“彼の将来”を守ろうと思って発表しなかった」と言っていましたが、私にはこの教師の将来だけでなく、(管理職としての能力が疑われてしまうので)、“自分の経歴と学校の評判”を守るためにも、だったと思われました。


生徒達の気持ちや命より、自分達を守ることを優先する人達に「教師」でいてほしくありません。


教育委員会の人達も、訴えがあった時に素早く対応していれば、自殺は防げたと思うし、問題があったその学校の教師達に調査をさせるというシステムがおかしい!と思いました。


加害者である可能性がある人達や保身に走りがちな人達に調査させて、真実がわかることは難しいと思うのに、人事などで深く結び付いている両者は、かばい合って、自分達に都合の悪い事実はなかったことにしてしまうと思われます。

校長を退職した後の「上がり」のポストが「教育長」だそうですから。


この問題で、インタビューに答えた尾木直樹さんが、「第三者委員会を作る時は、地元の人を入れてはいけません。地元の人には、いろんな“しがらみ”がありますから。

僕は、大津の「いじめ問題」の委員になって、すごくやりやすかったです。大津なら、京都辺りの人達でも、良くないくらい。影響力が及びますからね」と言われました。


地元でずっと暮らしていると、様々な“しがらみ”が生まれてきて、それに縛られ、よほどの覚悟がなければ本当のことも言いにくい、批判もしにくくなると思われます。


「“若者”と“バカ者”と“ヨソ者”が社会を変える」と言われているのは、そんな真理をいっているのでしょう。